おむつが外れるまでのお母さんがやるべきことって、本当に重労働です。
重労働だからこそ、30数年前までは、できるだけはやくおむつを外したいと、世の母親たちは思っていました。紙おむつが一般的に普及するまでの話です。今の30代半ば~40代のお母さんたちが赤ちゃんの頃は、きっと1歳代~2歳前後でおむつが取れていたと思います。みなさん、ぜひ、自分が何歳でおむつが取れたのか、親御さんに聞いてみてください。
自分に出来たこと、自分の子どももできると思いませんか?
0歳から出来る、トイレの習慣づけ
さて、この重労働であるおむつはずし。現在は3歳前後で行うのが一般的です。30数年前までは1歳ではずせていたおむつ。今どきの赤ちゃんたちは、排泄に対して鈍くなってしまったのでしょうか?
いいえ。
鈍くなってしまったのは、お母さんたちなんです。紙おむつを使う=赤ちゃんはおむつにして当たり前=赤ちゃんがトイレでするなんて考えたこともなかった!!そんなお母さんたちが“普通”になっています。
でも。赤ちゃんは本来、眠いときやおなかがすいたときにぐずるように、排泄したい時もなんらかの意思表示をしているんですよ。排泄したいという感覚がちゃんとあるんです。その感覚を失わせないように、排泄の習慣を身につけるのが、0歳代からのおむつはずしです。
言葉は話さなくても、たくさんの言葉を聞くことで、1歳過ぎから言葉が出てくるように、0歳からトイレでする習慣にしておけば、1歳過ぎにはちゃんと排泄の欲求を伝えられるようになるんですよ。
短期間で終わらせる!トイレトレーニングの方法
0歳代の時に、トイレでする習慣をつけていないと、赤ちゃんは“おむつでして当たり前”という習慣が身につきます。そうなると、トイレでするのを嫌がるようになってしまう子が多いのです。自分のお気に入りの場所、お気に入りの体勢じゃないと排泄できない。トイレ習慣が身についていない1歳、2歳のお子さんは、自分なりの排泄スタイルを作ってしまっています。
こうなってから始める、いわゆるトイレトレーニングは、イヤイヤ期とも重なって、親子共々 悪戦苦闘することになってしまいかねません。
トイレトーレニングが長引くのは嫌だ。さっと取れるなら、さっと取りたい。
そんなお母さんたちのご希望から生まれたのが、2、3歳児対象のおむつはずし講習です。
3歳が近くなると、おむつはパッと外れちゃいます。でも、やり方を知らないと、ダラダラダラと長引いてしまいます。
この講習を受けたお母さんたちのほとんどは、1週間程度でおむつを外しています。どうやったらそれが出来るのか!?