英語の音と綴りの法則は、日本語に比べて複雑で、判断が難しいこと…確かにあります。
日本語は「あ」と書いたら「ア」としか読まないですが、例えば英語の「moon」と「book」の「oo」。綴りは同じですが、読み方(音)が違いますよね。
大人のフォニックスレッスンをしていると、これ系の質問をよくいただきます。
「どうやって見分けたらいいんですか??法則はあるんですか??」
法則…
あるものはあるし、ないものはナイですっ!!
「じゃぁ、どうやってわかるようになればいいですかぁ😭」
えーっと、…勘♡
真面目な話、ここがフォニックスの限界というか、フォニックスだけをやっていても足りないっていうポイントです。
例えば、「oo」という綴りには「ゥー」と伸ばす音と、「ゥ」と短く言う音があります。
※カタカナでは絶対に書けない音なんですが、便宜上「ゥ」と表記します。
ネイティブスピーカーの子たちに本(book)のイラストと文字を見せて、
「このooは、ゥーでしょうか?ゥでしょうかっ?」
と聞いたら、ゥとすぐ答えられるんですね。
なぜなら、普段から言葉をよく聞いていて、本をブークとは言わないことを知っているからです。
同じように、月のイラストを見せて「これはムーン?ムン?」と聞いても、「ムーン!」と答えることが出来ます。ムンとは言わないことを、日常生活の中ですでに知っているからです。
この“すでに知っている”ということが、フォニックスを学んでいる過程で、非常に重要になってくる時期があります。つまり、経験に基づく勘。こればっかりは「どうしたらいいですか?」と聞かれたら、たくさん本を読んで、たくさん動画を見聞きして、英語にたくさん触れましょう!としか言えないですね。
なので、お子さんにも、たくさん絵本を読んであげてください♡
…っていう話を、昨日のオンラインレッスンでも熱く語らせていただきました。
写真を撮ったタイミングが悪くて、半目になっちゃったから顔隠してます(笑)
見分け方や法則が気になるということは、単語を分解して見られるようになってきた、ということでもあります。
この調子で、引き続き頑張って行きましょう♡