親子英語っていう言葉、みなさんいつから使ってますか??
私は2014年頃からです。色々理由があって、割と明確に覚えています。(明確っていった割に「頃」ってつけてますけど笑)
あの頃私は、他の人とかぶっていないレッスン名を考えていたので。
もしかしたら、私が知らないところで「親子英語」という言葉を使っている人がいたかもしれないけれど、少なくとも当時の私が知る限りでは「親子英語」という言葉を使っている人はいなかったし、いたとしてもすごくマイナーな言葉でした。
他にいないからこれを使う!っていう明確な意思があったから、だから、覚えてるんですね。
しかも、子ども向けじゃなくて母親向けのレッスンをしている人はとても少なかった。いない訳じゃないけれど、今ほど「おうちでママが~」みたいな流れはなかったと思います。
だからHIMAWARIには、近所の徒歩圏内のママだけじゃなくて、近隣の市から来ている人も多かったし、県外から来てくれる人もいたし、もっともっと遠くに住んでいる方からは「うちの近くにもHIMAWARIがあったらいいのに」というメールを度々いただいていました。
ママ向けのレッスンという主旨を理解してもらえないことも多かったことも覚えています。
私のレッスンの対象は、子育てをしているお母さん。英語はただのきっかけで。英語をきっかけに子育てについて考えたり、ママ同士が気兼ねなく過ごせる時間と場所を提供したい。そんな思いで活動していましたが…。
「ママがおうちで子どもに英語を教える」という風に受け取られることも少なくなく、何度がっかりしたことか…。
といっても、HIMAWARIに通い続けてくれるママたちは、ちゃんと主旨を理解して来てくれていて。今も来てくれている人がたくさんいて。
私はとても恵まれた環境で、親子英語活動をしてこれたなぁと思っています。今も日々、感謝感謝です♡
度々ブログでも書いてきましたが、親のための学びが必要ということは、私は学生の頃=20年以上前から考えてきていることです。実際に親子英語レッスンという名前でママ向けのレッスンをするようになって、丸6年が経ちました。
親子英語という言葉に、☝こういう思いと背景がある私だから、あえて言います。ちょっとボヤキなんですけど。ボヤいてるなぁと思って生温い目で読んでください(笑)
ママの声がイチバン♡ってなんか違うわ!!!
ネイティブの音源聴かせておけばOK!!って、違うからっ!!!
なんだか言葉の一人歩きをたまに見かけるんですよね~。
どんな言葉を使うかは自由。誰もすべてを把握することは出来ないし、誰のこともコントロールは出来ない。偶発的に同じ言葉が生み出されることもあるし、同じようなことを考える人はたくさんいる。
それは、大前提としてあるんだけれども。
でも、自分が愛を込めて生み出した言葉は、自分の言葉としてココに残るんですよ。私のココロの中にね。
ママの声がイチバン♡って、私、ずーーーっと書いてきました。
ママの力は絶大!ってよく書いていました。
今、こういう言葉の言い回し、よく見かけますが、これらの言葉だけが使われていることが多くって、「あれ~?」って思うんですよ。
私が親子英語レッスンでずーーっと言ってきたことは。
ママの声がイチバン!ママの声がイチバン子どもには届くから、ママがちゃんと学ぼうね!
ママの力は絶大!だから、ママがちゃんと学ぼうね!
ってことなんです。
私のレッスンの対象がママっていうのは、子どもの英語力を考えたらそこがイチバン大事だからなんですよ。
イチバン大切な存在で、一番影響力があるママだから。ママ自身のスキルアップが大事。学ぼうとする姿勢が大事。遊びの中でそれを背中で子どもに伝えていくことが大事!!
私が言いたいのはソコ!!そこなんじゃーーーー!!!!
…久々に吠えたわ。
だからね。
ママの声がイチバン→発音がカタカナでもOK!
にはぜーーーーーったいにならないし。
ママの力は絶大→ママがハッピーなら何でもOK!
とはぜーーーーーったいにならないの。
英語力のことを考えてないなら、それでもOKだよ♡
英語力はなんでもいいんです~♡親子で楽しく英語で遊べて、素敵な思い出になれば、それでいいんです~♡
っていう人は、いい。それでOK!
そういう人たちを非難してるんじゃないんです。
人それぞれ、思いはあるから。
何が正しいとかはないからさ。だから、英語で想い出づくり!っていうコンセプトがしっかりしてるなら、それはそれでいいんですよ。需要と供給が合っていればそれがベスト!
でもね。
親子英語している人の多くは、子どもに英語出来るようになってほしいからしてるわけでしょう?
少なくとも、子どもに英語苦手になってほしくない!っていう思いで、ママたちが親子英語界隈にたどり着いているならば、やっぱり「英語できるようになってほしい!」っていうのが、ママたちの本音じゃないですか。
そういうママたちの想いに対して、ちゃんとした知識とスキルを伴わない、その場限りのレッスンを提供するっていうのは…ねぇ????
私は、それは、非常に、ヒジョーーーーーにもったいないと思うのです。ダメとかじゃなくて、もったいない!
だって、先生もママも、本気なわけじゃないですか。
ママたちに「テキトーな発音教えとけばいいや♡」なんて思ってる先生、いないじゃないですか!(いたら論外じゃ~!)
今、私は親子英語の現場を離れて、子どもやママたちに英語を教える先生たちのための講座をメインにしてますが、ホントみんな真剣だし。本気で子どもたちの英語力のこと、考えてるし。半年先まで予約が埋まってるっていうこの状況が物語っているんですよ。
本物の英語力を身につけたいのなら、知識とスキルを無視したレッスンでは価値が減るってこと。
親子英語だから楽しく♪っていうコンセプトだけでは、英語力は身につかないこと。もうみんなわかってきてるんですよね。
ネイティブならOK!っていうのも同じ。
ネイティブだからOKなんじゃなくて。ちゃんと幼児英語教育を学んだかどうかが大事。日本人のことを研究しているかどうかが大事。
ネイティブだから発音指導できるんじゃなくて。
日本人の発音の癖をちゃんと理解して、どこまでチカラを引き出せるかを想定しているかどうかが大事。日本人の特性を知ってないと的確な指導は出来ない。
そういうこともね、ママがちゃんと知っていた方がいいんです。ネイティブ講師か日本人講師か、どっちがいいか悩むっていうママの声をネットで見かけたりするけれど。
国籍(母語)じゃなくて専門性なの、大事なのは。教育者としての専門性と愛!!!
そういうことを教えてあげるのが親子英語講師だと思うんです。そういうママの知識面もサポートしてあげるのが親子英語講師!!!
親子英語=ママが英語と子育てを学ぶ、っていうコンセプトが広まってきたのは喜ばしいことだけれど。
表面的な言葉だけが独り歩きするのは、残念。もったいない。ホント、もったいない。
子どもの英語力の土台を育てる大事な時期だからこそ!
親子で英語に取り組める時期を、大切にして欲しいと思います。
ちゃんと幼児英語教育について学んでいる先生の下で、ママたちには楽しく学んでほしいと思います。
親子英語は楽しいのがイチバン!
っていうのも、そういえば、私よく言ってたなぁ。
でも、これもね。ちゃんとした知識に基づいた上で、楽しいのがイチバン!ってことなんですよ。
イチバン=楽しい
ニバン=知識
ってことじゃなくてね。
知識に基づいた構成だから、楽しいの。楽しい!!と思って過ごしている間に、力がつくの。
楽しいvs知識、という構図はあり得ない。
知識に基づいていない楽しさは、ほんと、ただの楽しい時間で。本物の英語力にはつながらないのですよ。楽しくない知識の押し売りも無駄。楽しくないならやらなくていい!っていうのはそういうことです。
たまたま、ほんと、たまたま、同じような言葉のチョイスをした人がいただけのことかもしれないですが。
そういう言葉を使っている人は、私の想いなんて全然知らないと思うけど(笑)
でも、どこの誰とも知らない人たちが☝親子英語のコンセプトをこういう言葉で表現しているのを幾度となく目にするようになって。
私はちょっとなんだかなぁと思っています。もったいないのよ。ホントに。ダメとかね、いやとかね、そういうことじゃなくて、もったいないの。せっかくのチャンスを奪っていることになるから。なによりもママたちに大切なことを伝えられないまま、言葉だけが先行していくのは…本当にもったいない。言葉と一緒にマインドもスキルも伝えてくれたらいいのに…😥
今、英語苦手ママが、ほどほどのパワーですごく楽しく取り組みながら、本物の英語力の土台を育てる!っていうコンセプトで、幼児英語教育についてまとめてます。
ありあまるお金と時間と情熱があるママ向けじゃなくて(笑)いや、そういうママでもいいんだけど、そういうママたちは素材が何でもイケるからさ。
そうじゃなくて。
私くらいの普通のママ(講師としてはマニアでオタクで変態レベルだけど、親としてはいたって普通の日本人です、私)。
子どもに英語出来るようになってほしいな~と思いつつも、がっつりは出来てなく。色々迷走した結果、子どもが英語イヤ!とか言い出したりしちゃった苦い経験も乗り越えながらの、今がある。それが母としての私なんですが。
そういう私だからこそ、少ない時間と少ない労力で、本物を与えることの価値を骨身にしみて感じ、これからそれを、私と同じようなスタンスのママたちに伝えていきたいと思っています。
10人ママがいたら1人か2人くらいにクリティカルヒットしたらいいと思う!
キーワードは、リズムと音。
もう少ししたら、1つの形になると思うんですが、今はまだ形になっていないので。
まずはリズムのことをRhymoeの石川良美先生のところで学んでください。
これ、全ママ必須!!
まえに、全英語講師必須って書きましたが、全ママも必須。英語講師は絶対絶対必須!
英語教育に時間もお金も情熱も、そこまでがっつりつぎ込めない自信がある人は、せめて本物を見る目を養いましょう!!
毎日無駄に5時間英語の時間を作るよりも、的確に30分楽しんだ方が絶対いいから。
いいものを選べる目を、まずはママが養うのが大事!
楽しい親子英語!じゃなくて。「え、ママなのにこんなに学ぶんですか💦」ってドン引きするくらい、知識がつまってるから(笑)おおいに引いてきてください。間違いなく、受けてよかった!知れてよかった!って思いますから。
音については、私がお伝えします。
でも、音のレッスンを山ほどすることは今は出来ないので。発音指導が出来る先生を紹介します!これからリスト作るので、ちょっと待っててくださいね。(と言いながら1年経ってる気がする。ごめんなさい、3日以内に作ります!)
なんでもどんどん吸収できる0~7歳だからさ。
だからこそ、本物をつかって、本物の英語力の土台を育てておかないといけないのよ。
カタカナ発音で語り掛けたら、カタカナ発音覚えるだけだからね?それ、数年後役立つ??って話ですよ。
ネイティブのようじゃなくてもいいから、ママの声で英語を聞かせることは大事だよ。でも、それはカタカナ発音でもOK!ってことではないからねー!!全員がネイティブレベルを目指せ~!ということでもないよ。
中途半端な語り掛けをして、それ、ほんとに子どもの英語力に役立つ?って、マジメに考えてみて。
もちろん、役立つ人もいると思う。そこを否定しているのではない。
が、実際どう?誰かにとっての「役立つ」があなたにとってピッタリくるとは限らない。私が言う「本物」が誰かにとってははまらないのと同じようにね。
私が思う幼児英語教育で大切なことを。
これから、もっとちゃんと書いていこうと思います。
もったいない親子英語じゃなくて、やっててよかった!マジやりがいあった!って思える親子英語を、一人でも多くの人に楽しんでほしいと思います♡
みんなとおしゃべり