私がいろんなレッスンを通して、いっちばん伝えたいこと。
子どもに結果を期待しない。
これ、英語育児の鉄則です。
強いて言うならば、子育ての鉄則かも。
乳幼児期から英語を始めるのは、子どもに英語が出来るようになって欲しいとか、英語で苦労させたくないとか、そういう、親の期待や願いがあるから…ですよね。
そういった気持ちを抱くことは悪いことではないですよ、もちろん。
ただ、期待ありき、だと、がっかりしますよ(笑)
私(ママ)がやりたいからやっている!というスタンスが大事だと思います。
例えば、子どもと一緒に英語で遊びたい~♪って思いながら、手作りおもちゃを作りますよね。
でも、思ったように子どもがそれで遊ばなかった。遊ばないどころか、いきなり壊してしまった!
キーーーーッ!もうやだっ!やっぱりうちの子には無理だった!うちの子には早過ぎた!!!
↑ってなるのは、ちょっと違うと思うんです。
親のねらい通りになんて、ならないですよ。おもちゃだって、壊されて当たり前。
んじゃ、なんでおもちゃを用意するのかって?
それは、長い目で見たトラップだから♡
家の中に英語がゼロだったら、いつまでたっても、子どもの中の英語はゼロです。当たり前ですけど。
でも、英語のおもちゃが1つあれば、いつか、子どもはその存在に気付きます。
それがいつか、はわかりません。でも、あればいつか、“何か”の形でひっかかります。
そういう、トラップをたくさん用意すればするほど、子どもの中に、“何か”が蓄えられていきます。その“何か”が、いつどういう形で繋がるかは、親にはわからないことです。
子ども自身が気付くことだから。
子ども自身が気付かないと、意味がないから。
親に出来ることって、そういうトラップをたくさん用意することだと思います。
壁にポスターを貼っておく。
本棚に英語の絵本がある。
BGMは英語の歌。
テレビから出てくる音は英語。
おもちゃに書いてある文字がアルファベット。
さらっと英語で声掛けする。
そうやって日常的に、目に触れる場所、手に持てるもの、耳に入る音…たくさんトラップがあれば、それだけ子どもは引っかかりやすくなる。
子どもが引っかかった時に、きちんと説明出来るように、きちんと次の段階に進ませてあげられるように、親はしっかり準備をしておく。
↑ここが大事です。
親子英語レッスンで遊び方を学んだり、大人がフォニックスを学んだりするのは、いつか子どもが引っかかった時に、お母さんがちゃんと対応できるようにするため、です。
お母さんがレッスンで学んだことを、今すぐ子どもにやらせるため、ではないんです。
その時子どもが出来ないからと言って、うちの子にはまだ無理、と親が決めるものでもありません。出来るかどうかは、誰にもわからないですよ。
出来ないから、と親が決めてしまって、環境=トラップを用意しなければ、いつまでも出来ないのは当たり前です。
だって、出来るようになるきっかけがないんですもの。
ひっかかるものも、無意識に蓄積されるものもない状態では、いつまでたっても出来ないのは当たり前!
だから、お母さんがやりたい!と思ったことは、すぐやっていいんです。子どもがそれをすぐに出来なかったとしてもいいんです。
だって、お母さんがやりたくて、やってるんだから。
そして、それは、トラップのひとつだから。いつか、何かの形で、繋がるときがきます!
ま、お金と時間をかけてるんだから、子どもには結果を出してほしいと思いますけどね(笑)私ももちろん、それは思いますよ。
でも、それは思うにとどめて。子どもにその気持ちを悟られないようにするのが、親のチカラの 見・せ・ど・こ・ろ♡
子どもにばれないように、トラップをいっぱいしかけて、
僕は自然と英語が出来るようになってた!
私は生まれた時から英語が好きなの♡
と、いつか子どもに言わせたら、親の勝ち(笑)
子どもが大人になった時、実はね、あなたはママのトラップに見事にはまったのよ、ふふふ♡と、話してあげましょ♪
(いや、話さなくてもいいんですけど笑)
ママ自身が一生懸命英語の練習をしている姿をみせるのも、トラップのひとつです!
一緒に発音矯正したいママ、お待ちしております~♥