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説明すな!修正せよ!【先生のための発音指導法講座①】だけどママにも伝えたい

2019年初夏から始めた先生のための発音指導法講座。

お伝えしている内容は変わりませんが、濃さがどんどん濃くなってますます進化しております。

先生向けの講座ではありますが、今日の話はぜひママたちにも読んでいただきたいです。

 

まず、なんで発音が大事なのかってこと。

日本人は何年英語を勉強しても英語を話せないっていうのは、誰もが知っていることだと思いますが。

その理由については、いろんなことが言われ過ぎていて逆にモヤッとしていませんか?

 

理由はすごくシンプルで。

発音の仕方を習っていないからです。

え、でも、学校で発音やるじゃん?と思う方もいるかもしれませんが、学校の英語の先生が言うカタカナっぽい発音を単語レベルでリピートする。それが平均的な“発音指導”ではないでしょうか??

少なくとも私人生で、「この先生発音キレイ♡」と思う先生に出会ったことはありません。中学校から大学院まで、ぜーんぶひっくりめていませんでした。

自分の発音を逐一直してもらったこともほぼありません。

 

話すための言葉なのに、話し方(声の出し方)を学んでいなけりゃ、そりゃ話せるはずがないんですよね。

なんでこんな当たり前のことなのに、誰もなにも言わなかったんだろう??私が中学生だった30年前からなにもその辺は変わっていないように思います。

 

いろいろお世話になっている姫路のPeas and Carrots、通称ピーキャロさん。講師のMizzy先生は幼少期をアメリカで過ごしたバイリンガルです。以下ピーキャロさんのブログの引用です。

そもそも、なぜ発音を学ぶことが大切なのか。

今の日本の学校や、英語教室のほとんどは、日本語リズムで作られた教材と日本人特有のストンピングリズムをもつ先生方に英語を教えられている状態です。

結果、生徒たちは気づかないうちにカタカナ英語になってしまっている事が大半です。このまま英語を学んでも、英語話者に伝わる英語や会話力を身につけることは不可能。

せっかく一生懸命英語を勉強しているのに、実際話してみるとなんだか伝わらない、なんだか理解してもらえない、という状況に陥りがちになります。
とてももったいない事です💦。

本来の英語リズムを理解し、その感覚を身につけた英語教師が、正確な発音とリズムで英語を教えることが重要なんです。

発音だけでなく、身振りや体の動きも含めて教えるからこそ、英語話者とのコミュニケーションがが成立し、伝わる英語をマスターすることができるんです。

Peas and Carrots Playroom 弱点を克服!の巻~~*
帰国子女バイリンガル講師Mizzyと幼稚園免許、保育士資格を保有の講師HIROKO ペアによる親子英語レッスンを行なっているPeas and Carrots Playroom in 姫路。ネイティブな発音と、幼少期から体に染み付いた英語リズ

バイリンガルの先生だからこそ、この言葉の重みがあると思うんですね。ぜひ全文読んでください。

伝わるっていうのが大事。

私たち日本人は、それっぽい発音を知っているつもりになっているけれど、それは実は英語の発音ではなくて、日本人同士にしかわからないカタカナ発音なんですよね。

うちの夫がよく言ってます。私が英語でなんか言ってると

ちゃんとカタカナ発音で言わないと日本人にはわかんないよ!

って。

アホか!(笑)

ってツッコミいれてますが、これって結構日本人の本音だったりして?とか思っちゃいます。

学校の授業で英語らしい発音をするのは恥ずかしい、みんなに合わせてカタカナ発音にするっていう子がいること…容易に想像できますよね。

嗚呼、もったいない。

 

私は、広大な英語教育の分野から、発音という部分を取り出して、そこから英語教育をなんとかしようと考えています。

でも、発音は、決してそこを目的にしてはいけません。発音が出来たからと言って英語が出来ることにはならないし、完璧な発音を目指すことだけをゴールにしたのでは本末転倒です。

しかし、発音抜きの英語教育はありえないと思っています。絶対に欠かせない大事な土台です。

 

その土台の部分を、きちんと指導できる英語講師を、まずはたくさん育成しないといけないと思っています。

で、今、発音指導法講座をやっているわけですが。

講師のみなさんに、口を酸っぱくして言っているのが、今日の記事のタイトルです。


説明すな!修正せよ!

私は指導法講座で、どういう説明をしたら発音しやすいか、というノウハウを色々お伝えしていますが、それはあくまでも先生のタンスの肥やしを増やすため。

生徒さんに説明するためではないのです。

先生がお手本を見せる→生徒さんに言わせる→違っていたら修正する。

これが発音指導の基本であってそれ以上でもそれ以下でもあってはならないと思います。

 

発音のための発音指導は本末転倒。

伝えるべき何かがあって、それを伝えるために必要な修正を加えてあげるのが、発音指導だと私は思っています。

 

これね。

ぜひお母さんたちにも出来るようになってほしいと思っているんです。

プロの英語講師ほどのレベルはもちろん求めません。そこまでやる必要はないんですが、基礎の基礎は知っていて欲しい。

そうすれば、おうちの中で、お子さんがカタカナ発音になったとき、ちょろっと修正してあげられるからです。

この日々のコツコツ修正が、何よりも大事なんです、マジデ!!!

 

ママがお子さんに向かって、発音を発音として教える必要は全くありません。

だけど、英語の絵本を英語らしい発音で読んであげれば、それはしっかりお子さんの中に蓄えられます。英語の歌を英語らしく歌い、英語の手遊びを英語らしくしていれば、いつの間にかお子さんの中に、英語の音とリズムが蓄えられていきます。

そして、お子さんの日本語が発達してきて、英語の音が日本語にひっぱられるようになってきたら、そっと修正してあげればいいんです。

日本語もそうですよね。

お子さんが「おしゃかな🐟」って言ってたら「おさかな」って言い換えてあげますよね。

英語でもその言い換えを、ぜひぜひお母さんにして欲しいんです。単語レベルでいいので♡

 

「そんなん無理!」って思う方も少なくないと思います。それはしょうがない。

でもきっと、このブログを読んでいるママたちの多くは、英語教育に興味があるはず。

もし「親子でなにかしたいな♡」と思ったら、発音の基礎の基礎をまずは学んで欲しいと思います。ママが学んで、ママからお子さんに伝えて欲しいのです。教えるんじゃないですよ。日々の生活の中で遊びの中で、聞かせてあげることが伝えることになります。

 

発音というのは、単語レベルのものではありません。様々な音の変化、リズム、イントネーションなど、ぜーんぶひっくるめた英語らしい発音です。

大人になってからそれを学ぶのは、結構おもしろいですよ。

私も、大人になってからですからね、今みたいになったのは。

ネイティブのようにはなれないけれど、それっぽいところまでは、大人になってからでもたどりつけます。

 

英語講師はプロですが、四六時中一緒にいることは出来ません。

やっぱりある程度の年齢までは、お母さんの影響力の方が何倍も大きいのです。

ママのための親子英語レッスン
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発音が出来るということの価値を感じられたら、ぜひこちらのレッスンで一緒に学びましょう♡英語絵本やマザーグースを使って、本格的な発音矯正レッスンを受けることが出来ますよ。

 

講師のみなさんは、的確な修正が出来るように、発音指導法を学んでください。

【受講生募集中】先生のための発音指導法講座
英語を教えているけれど、発音に自信がない塾の先生!学校の先生! 自分の発音に自信はあるけれど、出来ない生徒にどう教えていいのかわからない英語の先生! 【先生のための発音指導法講座】は、カタカナ英語を話す日本人生徒が英語らしい発音が出来るよう...

この講座は、私が現場で得た経験からすべて出来上がっています。本から学んだとかじゃなく、全部100%、現場での経験から生まれたノウハウです。だから、すぐ使えます。すぐ役立ちます。

👇こんなポーズしてるけど、本気でまじめに役立ちます(笑)

 

発音は英語学習の土台。

修正は発音指導の基本。

 

英語の音とリズムの核を育てることが、0歳から8歳までの親子英語の目的。

そこがしっかり育てば、そこから先は、子どもたちの好きな方向に進んでいけばいいと思う!対象が小学生以上となったら、世の中にはありとあらゆる学習法があふれていますから。

まずは8歳までに英語の核を親子で育てましょう♡めっちゃ笑いながら、楽しく…ね!

 

 

0~8歳までに触れるべき英語がどんなものか、どんだけ大事なのかっていうことを語ってます。家事の合間にでもかけ流ししてください♡
👇

 

ピーキャロさんの記事も読んでね~!

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