我が子が大きくなるにつれ、私の興味の対象年齢も少しずつあがってきてしまっていて…。
HIMAWARI の子どもたちもどんどん大きくなっていますしね。
最近は、0~3歳の親子英語に関する記事が、すご~く少なくなってしまいました😅
でも、私、まだあと10年くらいは、未就園児のお母さんのための英語教室&親子教室をやっていこうと思っているので、ちょっと原点に帰りたいと思います!
親子英語に関する記事も、もう少し(以前のように笑)頻繁にUPしていきますね🤓
今日は、英語を話せるようになりたいのなら、英語だけじゃダメ!足りない!というお話です。
私がお母さんたちに英語を教えているのは、お母さんたちしか“毎日英語のある生活”を作れないからです。
英語講師がどんなに気合を入れても、1か月に数時間程度しか一緒に過ごすことは出来ません。
お母さんは違います。
お母さんの意識ひとつで、何倍も、何十倍も、濃い時間を過ごすことが出来るのです。
私が親子教室をしているのは、英語を教えたいからではなくて、お母さんの子育てのマインドをサポートしたいから。ちょっとしたヒントやアイディアを伝えて、お母さん自身の子育ての質を上げ、楽しんでもらいたいから…です。
だから、まずは!
このご時世、英語が出来ないと困る!とか、我が子には苦労させたくない!とかではなくて、ダメではないけれど、そこからさらに一歩踏み込んで。
お母さん自身が、英語の学びを楽しんでほしいと思うのです。
0~3歳は、お母さんが楽しければ、子どもも楽しい。いえ、小学校に上がる前までは、お母さんが好きなことは子どもも好きだと思う!
3歳で英検3級に受かった!とか、そんなことはどうでもいいので(←いや、頑張ってるお母さんを否定している訳ではなく)、まずは、言葉として英語があること、コミュニケーションのツールであるということ、日本語ではない言葉を学んでいく過程を楽しむこと…そういう土台のようなものを作ることに、エネルギーを注いでほしいと思うのです。
↑という大前提のもと。
英語講師としての私から、子どもに英語を学ばせている日本人のお母さんたち、全員にアドバイス!
会話をきちんと言葉で交わそう!
空気じゃなくて!
どういうことかと言いますと。
私、お母さんたちへのレッスンをだいぶこなしてきましたが、
“Do you have any questions?”
という私の問いかけに、答えた人がほぼいません。いたかもしれないけれど、思い出せません!
「ここまでなにか質問がありますか?」
という私の問いかけにも、答えた人はほぼいません!私に言われて答える人はいますが、言われないと返事をしないんです。
そう、返事!!!
ほとんどの…っていうか、ほぼ全員のお母さんたちが、
Do you have any questions?と私が声をかけても、うんともすんとも言いません。
質問がありますか?と聞いても、うんともすんとも言いません。
この場合、「返事をしない=質問がない」というのが、日本人だからです。THE日本人!!!
YesかNoか、答えましょう!
あります、ないです、返事しましょう!
日本じゃなかったら「返事をしない=無視する・理解していない」ということですよ😱⚡
こういうことは、英語云々以前の問題です。
日常的に返事をしないのが当たり前に通っているということです。
それが悪いとか、そういう日本文化がよくない、とかそういうことじゃないですよ。
きちんと返事をするという習慣を子どものころから身に着けていないと、英語が出来ても会話が成り立たない…ということになりかねない。ということです。
実際、教室で子どもたちと接していると、返事をしない子、多いですよ~。そして、そのことをつっこむお母さんを見たことがありません。
これ、読み聞かせ講座の内容とも重なってきますけれど。
日本人は、とにかく返事をしない。考えを言わない。大人が子供に対し、根拠を聞く問いかけをしない。
これは文化だから、いいとか悪いとかではなくて、事実としてそういう側面がある、ということを親が自覚して、可能な限り、返事を促す、考えを聞く、根拠を問う、ということをしていかないと、身につかないことだと思うのです。
お子さんに英語を話せるようになってほしいのであれば、日常会話からまずは意識してみてください。これは英語講師だけのチカラでどうこうなるものではありません。
親しだいですっ ←鬼のように厳しいこと言ってますが、愛です、愛♡
✅ 親子の会話がちゃんと最後まで成り立っているか(答えていないのに空気を読んで、言葉にしないまま終わっていないか)
✅ 子どもが何かを伝えてきたら、それに対してお母さんがちゃんと返事をしているか
✅ 子どもが考えや気持ちを伝えてきたとき、「なんでそう思ったの?」「どうやってわかった?」など、前後関係を説明する問いかけをしているか(問い詰めるのとは違いますよっ)
ちょびっと意識してみてください。
…え?難しい?
…ですよね(笑)
じゃぁ、まずはここから。
何かを渡すとき
「はい、どうぞ」「ありがとう」「どういたしまして」
が言えているかどうか、確認してみてください。
日本人親子のほとんどは、どういたしまして、を言ってないんじゃないかな?
英会話は「Thank you」では終わらないですよ😚
さぁ、あなたなら何て答えますか?