先日、息子たちの習い事の付添いをしていた時、その場にいたお母さんたちと立ち話をしたんですね。
そこで、なるほど、確かに!と思った、いい話を聞いたんです♡
私、今まで自分の教室に通ってくれているお母さんたちとしか交流がなかったので、みなさん英語を学んでいて当たり前だったんですが…、息子が小学校に入ってから、私が思っていた以上に、英語塾に通っているお子さんが多いことを知りました。
英語を習っている子はすぐにわかります。
息子の習い事の付添いの最中、子どもたちが私に話しかけてきたりするんですね(私が英語の先生だということはばれています)。
○○は英語でなんていうのー?とか、○○は英語で××っていうんでしょー?とか。
そういう会話の時に、単語の発音を聞くと、この子は習っている子だなって、すぐわかるんですよね。やっぱり発音が違うんですよ。
そんな話をお母さんたちとしていたときに、方言の話になりました。
私は宮城出身ですが、自分からそれを言わない限り、宮城の人とは思われません。自分のイントネーションがちょっとおかしいことは自覚していますが(笑)、これは宮城なまりじゃなくて、英語なまりといろんな土地のなまりがまざってこうなっているんです。
って、話がそれましたが、私は宮城弁を話せないし、今、誰かに話してみて~!と言われても、変な東北弁しか出てこないんですね。
宮城でタクシーに乗ると、運転手さんの話が聞き取れません。場所によっては、店の人の話も分からない時があります。
でも…。
数日いれば聞き取れるようになるし、話せるようにもなります。
私はもう埼玉に住んでいる時間のほうがずっと長く、普段は地元のなまりは全然出てきませんが、それでも幼少期に聞いていた方言(イントネーション)は、ネイティブ並みに再現できます。地元にいる間だけですけどね。
それって、英語もいっしょなんでしょうね。
と、立ち話していたお母さんに言われました。
わけがわかっていなくても、子どもの時から英語を学んでいたら、大人になった時、本人が本気で勉強したいと思ったときに、出てくるんでしょうね~って。
そうそうそうそうそうそうそう!
って、何度もうなずいてしまいました。しばらくこの話題をブログとかに書くことがなかったですが、私が親子英語レッスンを始めた理由のひとつが、まさにコレでした。
幼少期に育てた耳と舌は、いつか本人が本気で英語を学びたくなった時に、きっと復活するだろう!という希望的観測(笑)
うちの長男は7歳。3歳くらいまで英語の音をたくさん聞いていましたが、本人が英語が嫌いというので、ある時から英語の働きかけをやめました。でも、今、言おうと思えば、英語らしい音で単語を言えます。
次男は5歳。生まれた時から日本語オンリー。英語にはほぼ触れずに育ちました。ここ1年くらい英語に興味を持ち始め、話したり遊んだりしていますが、英語に興味がある次男よりも、興味がない長男のほうが、発音がきれいだったりします。
まだ7歳と5歳だから、この後どうなるかなんてわかりません。
わからないけれど、少なくとも現時点では、3歳まで英語を聞いていた長男のほうが、リスニングも発音も、自然に身についている感じがします。
私が今、地元に帰れば宮城弁をしゃべれるように、息子たちもいつか、英語を話せるようになるかなぁ…
↑次元が全然違うけど(笑)
幼いころに身につけた耳と舌は、一生残るんだろうね。というお話でした。
(2018年6月公開記事)