This is the year of the rat!
今年はねずみ年だよ!
ということで、ねずみが出てくる英語絵本を年齢別に紹介します♡
家の本棚を「ねずみ…ねずみ…」と眺めていたら、結構いっぱいあったんです。その中でも特におすすめのものを紹介しますね~♪
昔ホストファミリーの7歳の女の子が「Ikumi, do you want to see my friend? I have a rat! She is sooooo cute, isn’t she?」と言って、でっかいネズミを抱えてきたときは衝撃を受けました。 7歳の女の子がcuteっていうから、てっきりハムスターだと思ったのに!リアルratでした…。あのシッポの太さと長さは本気でゾワゾワでした😱
0歳、1歳児におすすめの英語絵本
まずは0歳~1歳児くらいのお子さんにおすすめの英語絵本を紹介します。英語を学び始めた2~3歳児ちゃんにも使えますよ♡
Leo Lionni “Colors, Numbers, Letters”
ねずみと言えば、レオ・レオニさんですよね~。
最初に紹介するこの絵本には、なんと文章がありません!だから、お子さんが0歳1歳の英語苦手ママにおすすめなんです♡
Colors=ねずみ自体が、赤とか青とか黄色に塗られている、というとてもシンプルな構成。
Numbers=ねずみが1匹ずつ増えていって、それを数えるという、これまたシンプルなもの。
Letters=この本でのletterは手紙ではなくて“文字”という意味です。この絵本ではねずみちゃんがAからZのアルファベットの大文字を抱えて出てきます。
ママはそのページにある色や数や文字を指差ししながら、単語を声に出してあげるだけでいいんです♡
色や数やアルファベットは、英語が苦手な日本人でも馴染みがある英単語ですよね。まずはこういう本から英語に馴染んでいくのもいいかもしれません。
たかが色・数・アルファベット…と思われる方もいるかもしれませんが、実はここに登場する単語の発音をきちんと出来る日本人はあまり多くないかも!?ひとつひとつ英語らしい発音で言ってあげることが出来ると、英語の基本的な音がかなりインプットできる!という実は奥深い絵本でもあります。
分厚い紙で出来ているボードブックタイプの絵本なので、絵本をガシガシ噛んだり、ポイポイ投げちゃうお年頃のお子さんでも読んであげやすい本ですよ♡
“Run, Mouse, run!”
こちらもボードブックタイプの絵本です。各ページ、穴があったり椅子やカップの形に切られていて、簡単なしかけ絵本になっています。
1ページ当たりの単語数は3~5つ。難しい単語はないので、英語苦手ママでも読んであげやすい本です。
ねずみちゃんがおうちの中にあるテーブルやいすの上を走り回って、天敵のネコから逃げ切る!というシンプルなストーリー(ストーリーというほどの中身はないですが笑)。
単語数は少ないながらも、over、across、intoなどの前置詞が多く、ねずみちゃんの動きでそのイメージを掴みやすい本になっています。
前置詞は理屈よりもイメージ=感覚でとらえることが大事なので、まずはこういうシンプルな絵本で感覚をつかむとよいですよ♡
Lucy Cousins “Where Is Maisy?”
日本語では「ねずみのメイシーちゃん」でおなじみのMaisyちゃん。英語では「メイジー」と読みます。
ママのためのフォニックスレッスンで紹介する小噺なんですが、母音と母音にはさまれたsはzの音になることが多いんですね~。Maisyちゃんのsはai(エイ)とy(イー)にはさまれているのでs(ス)ではなくz(ズ)の音で読むんです。
この絵本は、各ページペラっとめくれるしかけがあります。隠れているメイジーちゃんを見つける絵本です。
小さなお子さんはしかけをめくるのが大好きですよね♡めくった先にある言葉は「oops!Not here!(おっと、ここじゃないよ)」が繰り返されるので、何度も呼んでいるうちにこのフレーズをマネッコするようになる子もいますよ~。
小さい子の絵本は繰り返しが大事です!そのフレーズを日常生活の中でも活かしてくださいね♪
2歳~4歳児におすすめの英語絵本
ここで紹介する絵本は、厳密にいうと年齢でわけるというよりは英語学習歴で分けた方がいいのかな?という気もしています。2~4歳児、とはしましたが、1ページあたり5単語くらいの絵本だと物足りなくなったら…と考えてもいいですよ。
Leo Lionni “Let’s Play”
やはりねずみと言えば、レオ・レオニさん♡1ページ当たりの単語数は5つ前後(最後の方はもうちょっと多い)ですが、しっかりと主語+動詞がある文で作られています。
read、swim、climb、eat、play dress-up、play hide-and-seekなど、子どもにとって身近な動作を表す単語がたくさん出てきます。
これらの動詞をLet’s~の後に続けると「~しようよ」という意味になるので、絵本の単語を活かした英語での声掛けがに使えます。
私は絵がすごく好きで…、長男が赤ちゃんの時、やたらレオ・レオニさんのねずみが出てくる絵本を買ってたみたいです(笑)今回ねずみの本を探したらいっぱい出てきたんですけど…ほとんどがレオさんとメイジーちゃんでした。
Lucy Cousins “Maisy’s Bedtime”
という訳で、またメイジーちゃんです。こちらはペラペラの紙で作られているペーパーバックの本になります。
このメイジーちゃんシリーズはすごくたくさん出ているのですが、個人的に、まずはこのMaisy’s Bedtimeがおすすめです。寝る前の読み聞かせにピッタリです♡
1ページ当たりの単語数は10前後…とちょっと多くなってきますが、イラストと文章が直結してるので、英文を理解しやすいと思います。
歯磨き、パジャマに着替える、絵本を読む、電気を消す、寝る前にトイレに行く…など、お休み前の一連の動きが出てくるので、絵本のフレーズをそのままおうちでの声掛けにも活かせます。
メイジーちゃん、ねんねするときはパンダちゃんと一緒じゃないといけないみたいなんですが…。
パンダどこー!!って探すあたりのフレーズは、ねんねのお供がいるお子さんにピッタリかも(笑)「どこどこー?」「あったー!」みたいな独り言、日本語でもよく言いますよね?
おうち英語 中級者におすすめ英語絵本
ここで紹介する絵本は、しっかり英文がある絵本です。英語苦手ママにはちょっと文が多いかもしれませんが、まずはママが楽しむ本として紹介しますね!
これくらいの内容・ボリュームの絵本をお子さんと楽しめるようになったら、おうち英語大成功♡といっていいんじゃないでしょうか~♪
Iwamura Kazuo “The Family of Fourteen Fix Breakfast”
元々は日本語の絵本です。こちらの方が馴染みがある方も多いかもしれませんね。
必殺、英語がわからなくなったら日本語の本と合わせて読むの術!!!
絵もストーリーも素敵なので、お子さんが大きくなったら読んであげてください♡
我が家のヤンチャ坊主たちには全然ヒットしませんでしたが…(彼らはわかりやすく激しいものが好き(笑))
シリーズで結構英訳されていますので、いわむらかずおさんの絵本が好きな方はぜひ♡
Julia Donaldson “The Gruffalo”
なぜこの本を買ったのか経緯を全然覚えていないんですが、私はすごく好きな絵本です。英文が多く、長く、うちの子たちも英文のみではまだちょっと飽きちゃう感じなんですが、ちょこちょこ日本語で解説を入れて楽しんでいます(主に私が楽しいんですが笑)。
かしこいネズミが、とんちを聞かせて自分の身を守るお話です。っていうと小難しく聞こえます??
キツネ、ヘビ、フクロウに食べられそうになったネズミが、グラファローという嘘の怪物の話を持ち出して難を逃れます。でも、嘘で言ったはずのグラファローが目の前に現れるんですね。で、グラファローにも食べられそうになる!!
ネズミはまたとんちをきかせて難を逃れるんですが、そのストーリーが単純だけど、うまいなぁって感じで、私は大好きです。
見慣れない単語が多めではありますが、文の作りは同じパターンの繰り返しなので、わからない単語を辞書でひけばお話自体は理解しやすいと思います♡
英語絵本の活かし方♪
おうちで英語絵本を選ぶとき&読むときのコツを紹介します~。
みんなとおしゃべり