小さなお子さんをお持ちのお母さん、お父さん。
何度も何度も、同じ本を読んでとせがまれて、うんざりしたことはありませんか?
子どもって、大人と違って、“繰り返し”が大好きなんです。“オチ”がわかっているのも大好き。自分が知っていることが、知っている通りになるのが嬉しいんです。
大人になると、失っちゃうピュアな心ですねぇ(笑)
実は、この“繰り返し”が大好きな時期こそ、読解力の基礎を育める絶好のチャンスだと、私は思っています。
読解力、というと、何か難しいことのような気がしますが、ものすごく噛み砕いて言えば、“本の内容を理解する力”ですよね。
絵本に対象年齢があるのは、その年齢くらいの子どもなら理解できる内容だから、と どこかの専門家に判断されたからです。
ということは、3歳児対象の絵本と書かれているのであれば、それは3歳児でもわかる内容で、普通の大人にとっては、きっと簡単なもののはずです。
簡単な内容だから…
(A)繰り返し、繰り返し、何度も読まされることを「面倒くさいなぁ」と思い、ため息まじりに読む。
(B)よしよし、読解力をつけるためのナイスな習性だわ♡と思いながら、1回読むごとに、1つずつ毎回違う問いかけをする。
みなさんは、どちらですか?
…この記事を読んでいる方には、(B)をぜひ選んでいただきたいんですが、でも1回読むごとに、1つずつ毎回違う問いかけをするって、そんなに思いつくはずがない!!!と思う方も、きっと少なくないと思うんです。
その“問い掛け”のコツを学べるのが、HIMAWARIの読み聞かせ講座です。
物語文は、ある程度、構成が決まっています。幼児が読む絵本は、ほぼ、物語文の典型的構成に当てはまるシンプルな文章の作りになっています。
この構成というのは、実は小学生になっても、中学生になっても、高校生になっても、基本的には同じで、ただ、物語の設定が複雑になっていくだけなんです。
国語の読解問題で問われることの基本はいつでも同じ。ということは、この基本をお母さん、お父さんがおさえて、幼児期の読み聞かせに活かしていけば、長い目で見て、本を読み解くチカラが培われていくということです。
お子さんが小学生になって、国語の成績が悪いことに気づいてから、「ちゃんと読みなさい!読めばわかるでしょ!」と言っても、もうその声は、届きにくくなっています。
何度も同じ本を「読んで~♪」と無邪気に持ってきていた時期は、終わっています。親が口出ししようものなら、口ごたえで返してくるようになります。
そもそも国語の成績がよくない子は、「ちゃんと読む」ということが、どういうことかわかっていません。親御さんも、読み方をちゃんと説明できないから「ちゃんと読みなさい」としか言えません。
嗚呼、悪循環です…。
だから、(大人ならわかる)内容が簡単な本を、何度も読みたがる時期に、親から色んな問いかけをして、それに答える習慣を作っておくことが大事なんです。
絵本は読みっぱなしにしない。読んだら必ず、何か聞く。問いかけをする。
そうすることで、読んだ後に何かを考える力が育っていきます。
まずは、親が物語の構成と、おさえるべき問いかけを理解する必要がありますね。
それを知りたい方、子どもの読解力を育む!読み聞かせ講座でお待ちしていますよ♪
これまで受講したお母さん・お父さんのご感想をお読みください。私が語るよりもリアルな“必要性”をみなさん語ってくれています!