ーこの記事は2018年6月に公開しましたー
計算は出来るのに、算数の点数が悪い子…いますよね。なぜだと思いますか?
はい、問題の意味を理解していないからなんです。
絵本は大好きなのに、国語の点数が悪い子…いますよね。なぜだと思いますか?
はい、問題の解き方を知らないからなんです。
質問しておいて、速攻で私が答えを書いてしまっていますが(笑)
この問答に、多くの人は納得してくれるのではないでしょうか?
計算力と問題文を読み取る力は別物。絵本を楽しむことと、内容を理解することは別物…なんです。大事なのは、国語力。
今、長男は国語の授業で「スイミー」を学んでいるそうです。音読の宿題もスイミー。
この音読タイムを親がどう過ごすか、で、国語力につながるかどうかが分かれます。
子どもは生まれつき音読が好きな子じゃない限り、音読めんどくさーと思ってます。たぶん。多くの親も、音読めんどくさーと思って…ます?(笑)
面倒くさいけれど、ひと手間加えることで、着実に国語力につながります。
そのひと手間、というのが、親からの「問いかけ」です。
問いかけ…? う~ん、まぁ、クイズ、といういい方でもいいかもしれないですね。本文の中身に対するクイズを出してあげるんです。
たとえば、おとといの我が家の音読タイム。
たどたどしい長男のスイミーを聞きながら、私は聞いていないふりをしながら、音読後に出すクイズをメモしておきました。
読み終わった瞬間に
「それではクイズタイムです、ジャージャン!」と無駄にテンションを上げてノリノリムードを作ります。
「第一問、ターダ♪ スイミーはどれくらい泳ぐのが早かったでしょうか?チッチッチッチッチ…」
「ハイ!ミサイルくらいはやかった!」
「正解!!!Wow!どこに書いてあった? そう○ページね♪
はい、じゃー第2問!ターダ♪海の底にはいろんな面白いものがありました。その中で長男君が一番好きなのは何でしたか?」
「ハイ!えび!」
「Wow!えび!いいね!はい、では第3問!ターダ♪ えびのどういうところが好きですか?」
「うーん…、おいしいところ」
「いいね!えび、おいしいね!以上!クイズタイム終了~~~♪」
とまぁ、ものの2分くらいのやりとりです。
※ターダ♪ は日本語でいうところの「じゃじゃーん」みたいな擬音語です。英語でTa-dah!といいます。
簡単…でしょ?
でも、なぜこの問題を私が出したか、わかりますか?
問題を出した根拠を、説明できますか…?
この問題と、答えを、日々コツコツ繰り返すことで、読解力と感想文を書く力が、コツコツと培われていくんです。
みなさん、同じように問題を3問、出せますか?
根拠があるクイズを考えられますか??
さぁ、気になった方は、読み聞かせ講座へどうぞ♡
本を読んだ後のママの一言で、お子さんの読む力=国語力が変わってきますよ♡
今出した例は、長男(小学生)ですが、幼稚園児でも同じようにクイズを出すことができます。未就園児でも、言葉がわかり発することが出来るようになった子にならできます。
こういう親子のやりとりの中で国語力が育めるとしたら… 早くから始めたほうがいいです。大きくなっちゃうと、親からのクイズ、うざくなりますからね(笑)
日々楽しみながら国語力を育む。
算数も国語も、国語力がないと点数につながっていきません。計算ができても問題が解けない!そのことに気づいてからなんとかしようと思っても、お子さんがすでに字を読んで考えることが嫌いになっている可能性も…なきにしもあらず。
お母さんとの時間が楽しい♡と思えるうちに、効果的な読み聞かせタイムの習慣を作っちゃいましょう♪
お子さんが小学生以上なら、退屈な音読タイムを、楽しい(かつ効果的な)クイズタイムにしていきましょう♪
お母さんの意識ひとつで、お子さんの国語力が変わります♡