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土鍋ごはんはハードルが高い!
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といったお声も、た~~~~っくさんいただきますが。
私的には炊飯器と大差ありません。大差ないと思っております。
やり始めるまでのハードルが高いですが、始めてしまえば大したことないし、炊飯器で炊いたごはんとの、味の差は歴然。炊飯器には戻れなくなります♡
土鍋でごはんを炊く=時間の管理、火加減が難しい、と思われがちです。思われがち、というか、そういうレシピが世にあふれまくっていますが、私から言えることはひとつ。
沸騰したら火を消す
以上です。
そこはわかった!でもいくみさんが炊くごはんは、なんか違うの!!
というご意見も数件いただきましたので(実際に私のごはんを食べたことがある人たちから笑)、今回は細かく、米の研ぎ方から紹介したいと思います。
用意するもの
土鍋
まずはとにかく、土鍋で炊く!ということをやってみてほしいので、土鍋を買いましょう。私が使っているのはこちら。
5合炊きを使っています。ポイントは二重蓋であること。あとは予算と好みでなんでもいいと思います。
こだわりの人が選ぶのは、これが多い印象です。
2024年5月に長谷園さんの窯出し市に行きました。その場のテンションで買いそうになりましたが、うちにはまだうちの土鍋がある…と冷静に物欲を押さえました。
精米機
我が家は農家さんから無農薬に近いササニシキを玄米で購入しているので、精米機が必須です。基本的には五分づきです。
米の品種、分づき具合によって研ぎ加減や水の量は変わると思うので、お好みの炊き加減になるまでトライ&エラーを楽しんでくださいね。
米研ぎボール
これも必須アイテムだと思います。プラスチックのボウルは論外。ステンレスで穴があいていて、すっと水切りできるのがサイコーです。
米研ぎ・浸水・炊飯
- 米を研ぐ
- 水を変える
- 浸水する
- 火をつける
- 沸騰したら火を消して蒸らす⇒カニ穴登場
ものすごく簡単にいうとこういうことなんですが、もう少し詳しく解説しますね。
米を研ぐ
まずほんと、研ぎすぎの人が多い。泡立て器とか使って研ぐ人もいるとか!?米がぐだぐだになりますんで、おやめください。
ボウルに米をいれたら、おいしい水をいれます。その状態で軽く20回程度、手をまわして米を研ぎます。絶対に力は入れません。
水を捨てます。
水が入っていない状態で米を研ぎます。軽く手をいれて30~50回くらい、米を混ぜるイメージです。絶対に力は入れないでください。
水を変える
ここから先は手を使わずに、水流だけで水の濁りをとっていきます。
じゃーっと水を入れて、ボウルをくるくる回転させて米をまわし、水を捨てる。それを5~6回繰り返します。
水が透明に近くなるまで繰り返します。
この時、栄養がなくなる!といって、水を真っ白のままにしている人もいるようですが、炊きあがりの米がほこりっぽくなります。好みもあると思いますが、私は結構透明に近くなるまで水を変えたほうが好きです。
手を使わないというのもポイント。もう必要以上に米をさわらないようにしてください。砕けます。
水を入れる
研いだ米を土鍋に入れたら、米の上1cmくらいまで水をいれます。
何合で炊いても、これは変わりません。目分量でOK!米の上1cmくらい。これで水加減はばっちりです。
浸水する
浸水します。時間は季節や天候、温度によって異なります。お米の様子をみて、研いだ直後より米が白くなったらOKです。
蓋をするときにコツがあって。内蓋の2つの穴に対し、外蓋の穴を、垂直にかぶせます。なんか圧のかかり方が違うとかなんとか…よくわかんないけど、そういうもんらしいです(笑)
火をつける
最初から最後まで強火で炊いてください。
はじめちょろちょろなかぱっぱ~とかありますが、それが出来る人はしたらいいと思いますが、私はしません。全力強火で、あとは放置です。
しばらくすると、ゴゴゴゴゴゴと音がしてきて、土鍋の蓋が暴れだします。いえ、もっとちゃんと説明すると、写真のように沸騰したお湯が土鍋の蓋の合間から、ブクブクと出てきます。
こうなったら火を消す。
そして15分くらい放置です。以上!簡単でしょ?
カニ穴登場
こういう穴のこと、カニ穴っていうの、知らなかったです。うちに泊まりに来たお友達が「カニ穴も出来てる~!」と言っているのを聞いて、調べました(笑)
おいしく炊けている印だそうです。
Googleでは、「カニ穴 炊き方」で検索する人もいるくらい、難しい技?みたいな感じで紹介されていましたが、めっちゃ簡単です。(考えなくても出来てた笑)
まずは一度やってみてください!
動画でも見てみよう
インスタのリールに、このブログの内容を25秒でまとめました。合わせてご覧ください。
失敗が怖い!焦げたらどうするの??
火をつけてから沸騰するまで、だいたい10分弱くらいです。
私は毎朝起きたらすぐに火をつけて、沸騰するまでの間に、洗濯機をまわし、部屋をちょっと片付け、弁当のおかずとみそ汁の用意を始めます。
「土鍋ごはんは火をずっとみてないといけないから大変!」というイメージを持っている方も多いと思いますが、実際はそうでもないです。途中の火加減は気にしなくていいスタイルで炊いているので、おかずやみそ汁を作っているうちに炊けちゃいます。台所にいるから見落とすことはほぼないです。
が!
もちろん、今まで幾度となく焦がしたことはあります。
焦がしちゃった場合は
- 出来るだけ食べれるところ限界まで米はとって食べる
- 土鍋がある程度冷めたら水につけておく
- ふやけた米をしゃもじとかでこそげとる
- ↑ここまででキレイにならないほど焦げた場合は、土鍋に水をはり、過炭酸ナトリウムを少し入れて沸騰手前まで沸かし、数時間放置
最後はスポンジでいつも通り洗えばピッカピカ
ごはん以外でも、鍋やフライパンが焦げたり、色がついちゃったりした場合は4のやり方できれいになりますよ。
焦がして覚えることもある。何事も経験です。
その他のこだわり
水
せっかく山に住んでいるので、湧き水使っています~!とか言いたいところですが…基本水道水です。フィルターつけて使ってます。
このガイアの水がベストというわけではないですが、ないよりはいいと思う。
このフィルターを通した水を、このポットにいれて普段は使っています。
石の効果はわからないですが、気持ちマイルドになる気がするので、3年くらい使い続けています。
まげわっぱ
食べきれなかったお米は、まげわっぱに入れています。コレ、ほんと大事!
土鍋に入れっぱなしにしていると、お米がびしょ~~っとなります。ぬめ~~~っとなります。
まげわっぱにいれておくと、冷めてもお米がパリッとしている♡まげわっぱ、欠かせません。
※余談ですが、炊飯器で保温していたごはんは、電気の味がします(本当に電気の味がするわけじゃなくて、そういう感じがするってことです)。誰かこの感覚、わかる人いるかな~?冷凍食品とかも、電気の味するよね??
せいろ
うちには炊飯器がないし、電子レンジもありません。
ササニシキは冷めてもおいしいので、私は冷や飯もよろこんで食べますが、息子たちはあったかいご飯がいい、というときもあります(あんまり言わないけど)。
そんな時はせいろであたためます。
こういう鍋とセットになっているのがおすすめです。使いやすいから。
我が家のお弁当のおかず作りに欠かせないせいろ。時々ご飯をあたためるのに使っています。
以上、超簡単!土鍋ごはんの炊き方でした。やってみたらぜひコメントくださいね♡
みんなとおしゃべり