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超ヒマだけど、超まじめに、発音の話が気になる人に読んで欲しいコノ記事。

さて。
2019年から、先生向けの発音指導法講座を始めました渡邊でございますが。

じゃぁ、いくみさんの発音はどんなもんなんですか?

と思われる方は絶対いると思うし、それは私自身オープンにしなければいけないなとも思っています。

ブログでもずっと書いていますし、教室にいらした生徒さんにも、講座を受講される先生方にも、私は話しておりますが、「私、そんなに英語が出来るわけではありません」。

そうやって言い切ることがいいこと…かどうかの判断は、みなさんにお任せします♡信頼できないと思う人もいるし、逆に信頼できると言ってくれる人もいます。います?(笑)

私自身はネイティブスピーカーと同じように会話をすることは出来ません。言っていることはだいたいわかるけれど、同じようにはしゃべれません。

例えば。

この動画に出てくる3名の会話、字幕なしでもわかりますが、このレベルの会話を私は出来ません。これくらいしゃべれるようになりたい…(私もなにかレッスンを受けよう!と最近思っている)。

こちらの動画に出てくる、英語講師の先生の気持ちがよくわかります。自分が指導することと、自分が会話することは全くの別物。私もよく生徒さんに「そこらへんで道を聞かれても、Oh, yes!しか言えなくなると思います…」とか話していますが、謙遜とかじゃなくて、事実そうだと思います。。。←堂々と言う事じゃない(笑)

ただ、アメリカに1週間以上滞在したら、感覚が変わるだろうなとは思います。

私は宮城出身ですが、埼玉にいる間は宮城弁が出ません。出そうと思っても、変な宮城弁になっちゃう。

だけど、1週間も宮城にいると、ネイティブ宮城弁スピーカーのイントネーションで話せるようになります。ハイ。そういうこと!英語も。

 

じゃぁ、なんでそんな英語のレベルの私が、英語講師を生業としているのか、出来ているのか、というと。

これまた会話出来ることと指導することは別物、と思っているからです。

みなさん、日本語のネイティブスピーカーですが、日本語の発音指導を外国人に出来ますか?日本語の文法問題で満点取れますか?日本語をわかりやすく外国人に教えられますか?と聞かれたら、ほとんどの方はNOですよね(私含め)。それは、自分が母国語として日本語を話すことと、日本語を教えることは、全くの別物だからです。

 

私は、ネイティブスピーカーのように話すことは出来ませんが、発音の基礎の基礎の基礎の部分を理屈から説明することはできます。英語が苦手なお母さんたちをたくさん見てきたので、平均的な日本人がどういう音が苦手で、なんでそれが苦手なのか、日本語の影響が英語の発音にどう関わっているのかが分かります(どこかで学んだとかじゃなくて、レッスンの数をこなして経験をたくさん積んだことで、こうだろうなという理屈を自分でまとめております)。

そういう私のレッスンを必要としている人は必ずいると思うし、私はそういう生徒さんのために日々研究を重ねています。

 

そんな私は、英語の発音に対して、「あんまり細かいこと考えすぎて話せなくなるより、多少なまっていても通じることが大事でしょ♡」と基本的には思いますが、じゃぁ、どんな発音でも通じればいいのかというとそれはそれで違うと思う。

やっぱりこの動画のようなことはあると思う。

最低限の通じるレベル、をどこに設定するのかは、その人の目的によると思うけれど。下手な日本語訛りの英語って、ほんと象徴的。英語だし通じているし、観衆の笑いもとっているけれど、んじゃこのレベルの発音でいいの?と言われたら…。後半の本物の発音を聞いちゃうと、違いが歴然で、Uh-ohって感じです。

彼女が日本語訛りの下手な英語だったら、ここまでの笑いをとれたのかしら?とか。

彼の発音と文法が完璧だったら、ここまでヒットしたかしら?とか…

考えると、目的と発音のレベルって大事よね、ってすごく思います。熱弁するほどのことじゃないですが(笑)

 

発音よりも何を話しているかの方が大事!という人もたくさんいると思います。私もそう思います。でも、だからといって、彼の英語でいいのか?と言われると、Yesとは言えない。

マインドは素晴らしいです。私もこのマインドとハートの強さが欲しい…(笑)

 

話に全然まとまりがないんですが。

この記事は、超ヒマだけど、超まじめに、発音の話が気になる人のために書いているので、ここに載せたYoutubeをみながら暇つぶしして、自分が何を目的に、どれくらいのレベルの発音を身につけたいか、まじめに考えてみてください。

最後に…

彼の動画、結構好きなんです。前にも発音の記事で紹介したことがあります

この動画で語られていることも、先ほど紹介した下手な日本語なまりの英語、の動画と同じことと思います。アメリカ英語のレベルが高くないっていうのも、すごく共感。この記事の最初に紹介した動画(3人でしゃべってるやつ)がまさにそうで。英語そのものの文法とか単語のレベルは高いわけじゃないんだけれど、この発音やスピード感は、日本人には難しい(私はこれくらいしゃべれるようになりたい!)。

発音が悪いことで、バカにされたり、線引きされたりするのも事実だと思う。

何を話しているか、どう伝えるか、は本当に大事だけれど、どんなに立派な濃い内容の話をしていたとしても、発音が悪いというだけで格下になるという事実は間違いなくあると思います。

日本人だって、多かれ少なかれそういうところありますよね。日本語がカタコトの外国人に対して「日本語お上手ですね」っていうのは、私はすっごい嫌味だなぁとか密かに思っていたりします。日本人が言う「日本語お上手ですね」って、変な日本語だけどちゃんと通じてますよ、大丈夫大丈夫♡っていうニュアンスじゃないですか?そんなことない?(笑)

 

私は、ネイティブのような英会話を教えることは出来ないけれど、Joeさんが言っているMagicの発音が間違っているからそもそも笑いにならない~っていう小噺は、激しく共感します。Magicの発音を日本人がどう改善すればいいのかも説明できます。だけど、じゃぁ、Magicのギャグをちゃんとした発音でしたらいいのかっていうと、多分それだと日本人にはウケないですよね。ここでも目的とレベルの判断って大事だと思う。

 

ネイティブスピーカーと会話を楽しむレベル以前の方で、まずはカタカナ英語をなんとかしたい!という人は、私のレッスンに参加するといい!←急に上から目線(笑)

いい大人になるまでバリバリのカタカナ英語で生きてきた人、全員レッスンを受けたらすぐに発音がよくなるとは言わないけれど、発音の理屈はわかるはず。それを定着させられるかどうかは、個人の努力次第。

そういう立ち位置で、今後も英語講師を続けていきたいと思います。

 

それにしても、どうやって英語の先生を探したらいいんだろうか?私のね。レベルと目的に合った先生に出会うまで、いろいろ体験に行かなければいけないのだろうか…。まずはそこを考えるのが億劫でなにもしていない。それじゃアカンと思いつつ…日々の忙しさを言い訳にしています。

…日々の忙しさを言い訳にしている人は、きっと私だけじゃないはず(笑)一緒に学ぼう!人生は短い。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました

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