誰も言ってない??(笑)
でも、中学英語の文法で、比較級なんて大嫌いだった!という大人は少なくはない!むしろ多め!?
でも、冷静に考えてほしい。
「クマとネコ、どっちが大きい?」という質問、多分3歳児でも答えられますよね。早ければ2歳だって答えられそう。
大きさを比べるって、小さい子でも出来ることだし、むしろ楽しい遊びのひとつ。
それは英語圏の子どもだって同じはず。小さい子が使う表現が、難しすぎるわけがない!
“比べる”という行為は、ごくごく当たり前に日常にあるのだから、“比較級とは”なんて大袈裟に構えなくたって、自然と遊びの中に入れられるものですよ♡
ハイ、では、今日(2018年6月15日)のキッズ英語レッスンの様子を紹介します♡
比較級が大嫌いだったお母さん、必見です!!
まずはフォニックスの復習をさらりと♡
Ready Go! で先生が言った音に向かって走ります💨
I found it!と元気にカードを取る子どもたち。
ちょっと前まで「あったー!」と言っちゃっていた場面でも、しっかり「I found it!」が自分たちから出てきていました😆
その後は、フラッシュカードで、今月のテーマ:動物の単語を復習です。
単語はしっかりインプット出来ていますが、身近な単語ほどカタカナに寄っちゃったりするので、今日はひとつひとつの発音を丁寧にリピートしました。
たとえば、bird。
どのクラスでもほとんどの子がbirdという単語を知っているから「バーd」と言ってしまうんですよね。でもbirdの「ir」の音は「ァー」ではないので、そういう細かいところを確認して丁寧に練習していきます。
↑こういうところ、お母さんにもフォニックスを学んで欲しいなぁと思う理由です。
多分、世の中のほとんどのお母さんが「バード」または「バーd」って言ってるんだと思います😅だから子どもたちも「バー」になっちゃう。
birdのirの音、思い出してくださいね♡ ←キッズ英語レッスンに参加している子のお母さんは、みんなママのためのフォニックスレッスンを受講済み…のはず!(笑)
↑ir の音はこれですよ~。
なになに?この絵で何がわかるん?と思った方は、ぜひママのためのフォニックスレッスンへ🤗
話がそれました!戻りますっ。
単語を確認した後は、今日のキーフレーズ、Is it big? Is it small? をインプット&アウトプットするためのクラフトです。
はさみや糊など、使う道具も英語でインプット&アウトプット。
Please touch a bear! でプリントにあるイラストの中からクマを見つけた後に、Cut! Cut! Cut! と言いながら、またはBrown Bear Brown Bear What do you see? とか言いながら、切っていきます。
クラフトをするからと言って、手だけを動かす…のではありません。
隙間なく口も動かしてもらいますよ~。
切り終わった子が「Finished!」というと、すかさず先生が「Is it big?」と聞きます。子どもたちは「Yes!」とか「No!」とか「Small!」とか「Big!」とか、知っている単語で答えていくので、先生はそれを逐一「Yes, it is!」とか「Yes, it’s small!」と、文の形でリピートしてあげます。
そうすると、次の動物の時には、文の形で答えられる子も、チラホラ出てくるんですよね♡
ところで。
クマとかウマとかが大きいのはすぐわかりますが、イヌとかヒツジとか、その人の感性によって大きいのか小さいのか微妙なサイズ感のものがいるじゃないですか。
今回のレッスンでは、基準を決めたんです。
それが“children”!
子どもたちより大きいか、小さいか、で判断して、画用紙にペタペタと貼っていきました。
今の段階では、Is it big? Yes, it is. という確認をしながら、大きいものは子供よりも上、小さいものは下に貼っていきます。
しかし、気づきました?さりげなく、真ん中に英文があるんです。
A _____ is bigger than children. (___は子どもたちより大きいね。)
Is it big?のやりとりが完璧になったら、なにか動物カード:たとえばクマを持って、childrenを基準に、Is it bigger?とか Is it smaller?と聞いてみてください。
きっと最初は「big!」とか「It’s big!」とか答えると思います。
そしたらすかさずお母さんが、「Yes! A bear is bigger than children!」と文の形で言ってあげましょう。画用紙に書いた一文は、お母さんのためのカンペです(笑)
こうやって大きさ比べをしていけば、biggerとsmaller、自然と使えるようになっていき…いくといいな(お母さんたちが)♡
という願望を込めて、ここまでブログを書きました。
実際のキッズ英語レッスンではここまではしていませんし、今はする予定もありません。
まずはIs it big? Yes, it is! / No, it’s not! を完璧にしてほしいです。
宿題も、↑これの練習をたくさんしてきてください。
でも、お母さんたちには、ちょっと先のイメージも持っていてほしいので…あえて、ここまで書きました。大きさ比べは、日常生活の中にあるいろ~~~んなもので出来ることなので、「そっか、比較級は普通に使っていいんだ!」という感覚を、お母さんたちに持ってほしいと思います。
ぜひ、お子さんが寝た後に、小鳥を指さしながら、「A bird is smaller than children!」とブツブツ練習してくださいね♡
※ちなみに、子どもたちはまだ英文を読めるわけではないので、「これなんて書いてあるの?」とは誰も聞いてきませんでした😙 堂々と、お母さんのためのカンペです(笑)
はい、そして今日はなんとなんと!
クラス全員English Only達成できましたーーーー🎉🎉🎉
もう、私、確信していました。
お部屋に入って、私が「Hello!」と言った瞬間、今日はきっとEnglish Onlyを全員達成するだろう、と。
確信していましたよっ!
だって、子どもたちの気合い・オーラ・目力が、今までと全然違ったから!
今日は やったるで!!!
の空気が、最初からバンバン出ていました。
レッスンが始まる前の独り言も、英単語で出てました!!
Wow! You did it!!!
Keep it goin’!!!
来週もレッスン楽しもうね♡
比較級・最上級が出てくる絵本
うちの息子たちはこの本で、big、bigger、the biggestの感覚をつかんだ…と思います!私が変な読み方をするからなんですが、文字ではそれを伝えられないのが残念(笑)
虫の本だから女子にはちょっとアレかもしれませんが、大きさ・長さの比較の導入としては、おすすめの絵本ですよ🐞
Higher Higher! もっとおして~!もっと高く~!なんて、ブランコ大好き世代はぜ~~ったい口にするフレーズですよね。
この絵本には出てこないけれど、Faster! もっとはやく! More please! もっとちょうだい!とか、子どもの要求の何割かは、比較級で出来ている気がする…気のせい?
この本は、比較級をテーマにした絵本ではないのですが、比較級を使った一文が私大好きなので紹介します。
フロギーが、恥ずかしくて顔を真っ赤にする場面で比較級が出てきます。
ああ、なんて英語的なのかしら…と、うっとりする一文です♡
↑こういうところでうっとりする人は、私と感性が似ていると思う(笑)もし、いたら、ぜひメールください(笑)