最近、少しずつ情報が増えてきていますが、まだまだ一般的には認知されていない、“化学物質過敏症”。
もし、みなさんが聞いたことがない言葉だったら、ちょっとお時間をいただけませんか?その時間をいただけるだけで、ほんの少しでも助かる人がいることを知っていただけたら嬉しいです。
ここに書いていることは、すべて私の個人的な体験です。医学的・科学的根拠はありません。すべての人に当てはまることではありません。
化学物質過敏症ってどんな症状?
皮膚のかゆみ、しびれ、痛み、湿疹
めまい、動悸、息切れ、喉の腫れ、頭痛
鼻づまり、鼻水、くしゃみ、咳
目を針で刺されたような痛み
吐き気、嘔吐
私の体に現れる症状は、こんな感じです。
化学物質が近くに来ると(あえて「来る」と書きます。自分から近寄ることはないので(笑))、まず顔がしびれます。夏場は腕も露出してるから、腕もしびれます。
私は、ほんの少しでもしびれを感じたら、その場から立ち去ります。でも、立ち去れない時もあります。そういう時はひたすら我慢します。しょうがない😅
しびれレベルでその場を立ち去れたらよいのですが、時には、しびれだけじゃ済まない強い化学物質だったり、強さはないんだけど、長時間一緒にいなければいけない場合もあって…。そういう時は、しびれが痛みに変わってきます。
動悸が激しくなり、息が苦しくなってきます。ここまできたら、さすがに逃げます。明らかに具合悪いし、適当に切り上げて家に帰ります。
だけど、それでもどうしても逃げられない時もあります。そういうときは…、なんとか耐えて耐えて…。帰宅したら寝込みます。全身が痛くて、数時間動けなくなります。
「そんな酷くなる前になんとかすればいいのでは?」と思うかもしれませんが、そうもいかないんですよ。仕事も人付き合いも大事ですから。辛くても耐えられるだけ耐えてます。
化学物質過敏症の原因はなに?
こういう症状が出る理由は“化学物質”なんですが、んじゃ、その化学物質ってなに?となりますよね。
わかりやすいところでは、香料です。シャンプー、化粧品、洗濯洗剤、香水、ハンドクリーム、お菓子をはじめとした各種食べ物、飲み物…もう物はなんでもいいです。こういうものに入っている香料は、確実にしびれます。
よく「香料=ニオイが苦手」と思われて「私もそうなの~!」と言われることもありますが、そう言っている人から化学物質が出ていることもあります…。「ニオイが苦手」なのと「化学物質アレルギー」は別物です。「いい匂いだな~」と思っても、痛くなるんですよ。それが化学物質だと。だからニオイのいい悪いじゃないんです。それが化学物資かどうかが問題なのです…。
この部分をなかなか理解してもらえず「ニオイが苦手」って思われるのが何気に悲しい…😥
特に柔軟剤、中でもカタカナ3文字のカプセル系の柔軟剤は凶器に近いです。しびれを感じる間もなく、針で目を突き刺されたような痛みが走ります。
あとスナック菓子の香料もヤバイです。よくお店とかで「お子さんにどうぞ~」って飴とかラムネとか渡されたりしますが、袋に入っていても皮膚がかゆくなります。
ハッキリいって、そういう症状が出るような食べ物を、子どもに食べさせたくないです。なので、間に合えば「アレルギーがあるので~」とやんわり断りますが、子どもはみたら欲しがっちゃいますよね(苦笑)。断り切れない時は受け取りますが、上の子たちには理由を話して、下の子にはバレないように、そっと廃棄しております。
その他、化学調味料もダメですね。口がしびれます。舌がおかしくなります。ひどいものだと、食べた瞬間から口内炎が出来ることもあります。
化学調味料も出来るだけ避けていますが、やむを得ず摂取しなきゃいけないときもあるので…。そういう日が続くと、湿疹がでてきます。
あんまり目で見て気分がいいものではないですが、わかりやすいから写真載せますね。小さく載せるので見ても平気な人はタップして拡大してみてください(笑)
あとは、薬品がダメです。風邪薬をはじめとした各種薬、カプセル、ビタミン剤とか…飲むとさっきの写真のような湿疹が出ます。病院でもらう薬はもれなくアウト。数年に1回、インフルエンザみたいな症状の風邪をひくこともありますが、薬飲んだらアウトなので、極力飲まずに治します。っていうか、飲まなくても治ります(笑)
飲み薬だけじゃなく、塗り薬もダメです。薬じゃなくて肌につける化粧品もダメ。
ダメなものいっぱいあるでしょ~(笑)
大変ですねって言われますけど、そうでもない。みなさんご存知の通り、私はとても健康で元気です♡ こういう、明らかに体に害になるものを摂取していないからですかね?風邪もめったに引かないし、たくさんの人に「パワフルですね」と言われる生き方をしております。ハイ。
追記
2023年、ようやくNHKが香料による化学物質過敏症を取り上げましたね。13人に1人が発症しているそうです。めちゃ多いな。
Twitterでも #香害は公害 がかなり取り上げられてますね。ずいぶん声があがってきているように思います。
化学物質過敏症の対処法は?
避ける。
以上。
自分の身近に置かない。もうそれしかないです。化学物質を身にまとっている人からは離れる。離れられない状況の時はがまんする。以上。
がまんするからといって、がまんできるレベルなんだぁ…とは、思われたくないですけど(笑)人と会う時は基本的にかなり我慢してます。我慢しきれない時は相当辛いんだと思っていただけたら幸いです。
本当にひどい子は、ガスマスクをしないと外出できないレベルだったりするそうです。こういった“香害”のせいで、学校に行けない子もいる。そういうこと、全然知られていないですよね。
なんとかしてほしいけど、他人が持ち込む化学物質が多すぎて…それはもう、ガマンして避けるしかないというのが現状なんだと思います。
追記
これを書いた2020年の時には、まさか自分の子どもが学校に通えなくなるとは思ってもいませんでした。今も教室には入れず、別室で授業を受けています。
私は対面の仕事が出来なくなったし、子どもの学校行事に参加することも出来なくなりました。授業参観すら頭痛と動悸とめまいと闘いながらじゃないと出られません(出られるだけまだマシなのかもしれない)。
他の人に気を遣わせたくないので、どんなに具合が悪くても笑顔でいるようにしていますが、それだといつまでも理解してもらうことは出来ず、「これくらい平気じゃん!気のせいじゃん?」と軽く言われたりもします。常に葛藤…言いたくないけど、言わないとわかってもらえないし、言ってもわかってもらえないことが多いし、もう離れるしかないのが現状です。。。
病院で診断を受けたの?
化学物質過敏症の診断をしてくれる病院は、まだまだ少ないです。しかも「原因はコレだ!!」と特定できない場合も多いので、診断そのものが大変なようです。
私は、病院には行っていません。あ、いや…ずーーーっと何年も前に行ったことがあります。だけど「そんな症状聞いたことがない」とか、湿疹を見せても「そんな症例は知らない」と言われて終わりでした。複数の医者にそう言われました。それ以来行っていません。
今は子ども三人いて、病院いってるヒマがない、というのもありますし、近くに信頼できる医者がいない、というのもあります。
だけど…、そういうのは言い訳で。私は病院の必要性を感じていません。
なぜかって?
だって、医者がなんとかしてくれるの?って思うから(笑)
さっきも書きましたが、今の生活では、“化学物質を避ける”しかないんです。仮に病院にいって、あなたは化学物質過敏症ですよ、と診断されたところで、対処法は“避ける”しかないんですよ。
薬を飲めばいいって?
いやいやいや、その薬自体が“化学物質”ですから(苦笑)。
2023年1月追記
世の中がコロナで浮かれ始めた頃、化学物質過敏症を診断してくれる病院をみつけていってきました。そこで言われたことは「誰でも柔軟剤を鼻のそばにおかれたら気持ち悪くなるから。気にし過ぎじゃないの?」でした。
子どものアレルギー対策の診断書を書いてもらうためにいった病院で言われたのは「化学物質過敏症とかいうやつは、心身症。気のせい、勘違い、心病んでる」でした。
これが日本の病院の実情です。理解のある病院、どこにあるの?(涙)
私はこの症状に感謝をしている、心底感謝をしている
これは強がりじゃなくて。
本当に、こうなってよかったと思っています。
だって、自分の感覚だけで、体に悪いものを判断できる能力を手に入れた!と思っているから♡
※ワンピースの悪魔の実を食べた感じを想像しながらお読みください。
世間で販売されているものの“パッケージ”に騙されることがなくなりました。
よくこのブログでも、
大事なのは表の売り文句じゃなくて、裏の内容物のチェックだよ~!
と書いていますが。裏だって本当のところはわかりません。残念ながら非常にビミョーーーーなこともあります(苦笑)
表に、「無添加・無香料」とか書いてあっても、裏見たらウソなんてことザラにありますし。オーガニックとか書いてあっても、嘘かもしれないですし。
あと、外食とかは裏の内容物チェック出来ないじゃないですか。裏がないから。
そういうものでも、食べたらわかります。あ、これ人工甘味料使ってるな、とか。だってしびれたりかゆくなったりするから。
自分一人だったら別になんでもいいんですけどね。子どもたちのことを考えたら、守れるのは親しかいないと思うので。
この能力を手に入れたことによって、私は子どもたちを有害物質から少しは守ってあげられる、と思うと、ほんと感謝!
親しいお友達は私にスイーツを食べさせて、私が大丈夫というと「いくみさんが大丈夫ならこの店は大丈夫だね♡」と判断してくれます。ありがたや~(笑)ありがたいのか?
ま、現代版毒見係ということで。みなさんも「これは安心して食べられるかしら?」と思ったら、私にみせてください。私基準でよければ、判断してさしあげます。
2023年冬追記
ワクチンが有害だとなんで最初からわかってたの?みたいなツイート、結構みかけますが。
私の場合は、化学物質が人間には不必要ということを、コロナ祭りの前にわかっていたからです。そういう目線で物事をみれるようになっていたから、最初から「有害だ」という情報発信をしている本当の専門家の情報を読み漁っていました。(テレビに出てるのは嘘をつく専門家。プロの嘘つきです)
妊婦さんって、飲み物に入っているカフェインにすら過敏になって摂取しないのに、ワクチンなんか打って大丈夫な訳ないじゃん…(号泣)なぜそこがわからなかったのか…逆に聞きたい(涙)
なぜ化学物質過敏症的症状が出るようになったのか
さて、いまでこそ特殊能力を手に入れた!と喜んでいる私ですが。数年前までは“普通の人”でした。
今振り返れば、結構小さい時から「あの時のアレは化学物質にやられてたんだな」と思うこともありますが、30代半ばまでは自覚がないまま生きてきました。
柔軟剤入り洗剤も使っていたし(簡単でいい香りと思ってた)、化粧品も使っていたし(顔がブツブツまみれだったけど原因が化粧品だったなんて思いもしなかった)、薬も飲んでいたし(飲みすぎるとブツブツ出て来てたけど)、化学調味料も全然気にしていませんでした(もたれるなぁとは思っていたけど)。
そういう、生活の中にあまりにもありふれている化学物質の蓄積、それが原因だと、私は思っています。
特別何かがあったわけじゃありません。多くの人が、今“普通に”しているのと同じように生きてきた結果が、コレだと思っています。
つまり、誰にでもこうなる可能性があるってことです。(というか、なっているのに気づいていない人が多い、というのが現実だと思います)
私は、もう存分に生きたし、強いし、特殊能力だ~!って笑えますけど。
これからを生きていく子どもたちに、幼い時からこんな症状がつきまとったら…いろんなことが制限されてしまうでしょ?
やっぱり子どもたちにはこうなってほしくないと思います。特殊能力は便利ですけど、イヤな症状が出ないように気を付けながら、いいもの、よくないものを嗅ぎ分けるチカラを、子どもたちには身につけてほしいと思っています。
化学物質過敏症は、他人事ではないよ
今、ここまで読んでくださった方は、多少なりとも興味を持ってくださっているのだと思います。ありがとうございます。
かつての私がそうだったように、自覚症状が出てくるまでは、きっとどこか他人事だと思います。しょうがないです。私だって、私より症状が重い人のことは、やっぱりどこか他人事に感じてしまいます。
自分の身に起こるまで、人はなかなか実感としてわからないと思います。
でも!
みなさん、こういう症状はないですか?
生理痛、たちくらみ、貧血、冷え性… 体質だと思っていませんか?これって体質じゃないですよ。
花粉症、鼻炎、片頭痛… これも、気候とかのせいでしょうがないって思っていませんか?
毎年インフルエンザにかかる、風邪をひきやすい… 集団生活をしていたら仕方ないって思ってませんか?
こういうのも化学物質が原因であること、多々あります。
化学物質過敏症、という名前でくくられていないだけで、原因が化学物資だ!というものが、実はたくさんあるんです。知られていないだけです。知らされていないだけです。
発達障害、自閉症、学習障害など、最近の子どもたちは増えていると言われていますが、その原因についてまで考えたことがありますか?どこか他人事じゃないですか?
3人に1人ががんになる時代…って、まるでそういう時代だからしょうがない。みたいなニュアンスで言われていますが、それってなんでだろう?って考えたことありますか?
遺伝的な要因もあるとは思います。でもそうじゃない原因も…ある。うん。原因について考えない人が多すぎて(かつての私含む)、みんな薬やら化粧品やらなんやらかんやらで上塗りしているだけで、根本的な解決になっていないということに気づいてなさすぎなんですよね。
専門家じゃないからあまりつっこんだことはここには書きませんが、私は、あまりにも疎すぎたなぁと…過去の自分がちょっと情けないです。
でも、まぁ、今は気が付いたからよかったですけどね♡
20代の頃は、生理痛や片頭痛当たり前。常に鎮痛剤を持ち歩いていました。ちょっとしたことで風邪ひくし、具合悪くなるし、貧血気味だし。PMSも酷くて、情緒不安定でした。
40代の今の方がずーーーっと元気ですね。生理痛はまったくなくなったし、鎮痛剤を飲むほどの片頭痛も減りました(これはまだゼロじゃない😅)。風邪は滅多に引かないし、PMSもなくなりましたね~。
吹き出物が出来なくなったし。メイクをしなくても平気になってきました(これは単に無頓着になっただけか?笑)
化学物質過敏症っていうと、なんか大げさに聞こえますが、こういう些細な症状=体質と思っている事が、実は過敏症の始まりだったりします。
もし、思い当たるものがあったら、生活を見直してみることで改善することも必ずあるはずですよ♡
まずは出来ることからやってみよう!
私個人的には、とにかく物でも食べ物でも、香料の被害が尋常じゃないと思っています。
香料って洗っても落ちないこと、知っていますか?
香料入りのもので洗濯したものは、何度もお湯で洗い直し、三日三晩、外に干し続け、さらに三日三晩、雨ざらしにし炎天下にさらしても、化学物質は取れません。
今は症状がないとしても、蓄積したら私のような症状が出てくる“香料”。これを常に身につけているってちょっと怖くないですか?気づかずに食べてしまっているってすごく怖くないですか?
私たち大人が子どもの頃は、こんな香料がなかったけれど。今の子どもたちは生まれたときから、こんなにもキツイ香料にさらされています。
蓄積によって症状が現れるとしたら、今の子どもたちの方が早く症状が現れる可能性は高いです。
脅してるわけじゃないのよー
気付いてない、知らないだけで、誰にでも可能性があることだから。
もし、この記事を読んで、少しでも「そうなんだ!」と思ってもらえたら。
まずは香料があるものを避けてみてください。
あなたがそれを避けることで、助かる人がいます。
人に言えずに、化学物質過敏症に耐えている人はたくさんいます。私も耐えてました。何年間も言えませんでした。今これを書いていてもちょっと怖かったりします。言っていいのかなって不安もあります。
あまりにも普通に、それを使っている人が多すぎるから。誰も悪気なんてないのはわかっています。指摘したらモヤっとする人がいることも想像に難くありません。
だけど。
言わないとわかってもらえないですよね。辛いよ~しんどいよ~って、言える人が言わないと。気づいてすらもらえない。
あなたが香料をひとつやめれば、あなた自身も守られます。あなたのお子さんも守れます。それは間違いない。
だから、もしちょっとでも、何かひっかかってもらえたら。柔軟剤やめてみてください。香料入りの化粧品、やめてみてください。香料が入っている食べ物、やめてみてください。それだけですごく嬉しいし、体が楽になります。
お子さんがアトピーっぽい、風邪をひきやすい、いつも鼻がつまっている感じ…それ、香料をはじめとした化学物質のせいである可能性、否めません。
最後まで読んでくれて、本当に本当にありがとうございました。
まだまだ語りたいことはあるけれど、今日はこの辺で…🤗
2021年夏、追記
この記事を書いたときは、本当に思いっきり思い切って書きました。一世一代のカミングアウトくらいの勢いと勇気が必要でした。だって、普段会っている人たちのせいで、私は辛いと言っているようなものでしたから…。
でも、今は「何をそんなに思い詰めていたのだろう」と思います。
この話をしても、特に周りの人たちは変わりませんでした。
いえ、変えた人は変わりました。私の話を聞いて、無香料・無添加生活を始めた方がたくさんいます。それは本当にありがたいし、みなさんのため、子どもたちのためになることだから、私が感謝するどころの話じゃなく、本当によかったと思います。ある意味で、優しさや思考の柔軟さがある人たちで、そういう人たちは環境を変えたけれど人柄は変わりません。
一方で、私が「辛い」と言っても行動も思考も変わらない人もたくさんいました。「これくらいなら平気でしょ」と香水や香料や添加物入りのものとかをおすそ分けしてくれる人もいたりします。
変わらない人は何を話しても変わらないんだなぁと、悲しくなる一方で、割り切ることも出来るようになりました。
他人を変えることは出来ないからです。
わかってもらいたい人にわかってもらえないのは辛いですが、ひとそれぞれ事情があるからしょうがないよね。と思うしかない。
もっと突っ込んで言えば、そういう人には何を言っても無駄なんですよね。全然視界が広がっていないから。自分がよければいいっていう思考回路だから、それ以上に相手を思いやる視野が持てず、行動も出来ないんです。多分。
それか私のことが大っ嫌いだからワザとやってるか(笑)それはそれでおもしろいからいい!w
あ、ちなみに誰かを責めているわけではないです。私を産んだ母ですら、なかなか理解してくれません。わかろうとはしてくれてるんだろうけれど、わかろうとしているよという雰囲気だけで、実際にはまだわかってない。添加物まみれの食べ物であっても「おいしい」という理由で「大丈夫じゃない?食べてみたら?」って言われると、それは違うのよ。おいしいかどうかじゃないの。化学物質が入っているかどうかなの。農薬が使われているかどうかなの。理解してくれそうな雰囲気を感じたときに、思い切って突っ込んだ話しをしてみると、ウザがられるんですよね(笑)
化学物質過敏症は、面倒な病気扱いされて、憐れまれることがものすごくありますが…(実際、大変ですねとかお気の毒にとか可哀そうにとかめちゃ言われる…)
これ、ほんと病気じゃないので。
体にとって有害なものを有害と感じ、それを外に出そうとする機能がちゃんと働いているということなので。
憐れまれると、逆に憐れんでしまうんです。ああ、この人は体の機能が働いていないことにすら気づかないほどに、毒されているのだな、と。
私を憐れむくらいなら、ひとつでもいいから使っている化学物質を減らしてください。自分の行動が、子どもたちの未来に影響している自覚を持ってください。…と言いたい。
まぁ、人間、知らない方が幸せ、ということもありますしね。
みんながみんな、“善い”ものを求める必要はないし、誰も何が本当に“善い”ことなんてわからないし。
自分で自分に“善い”と思うものを選んでいけばいいんです。ただ、それは自分個人だけじゃなくて、子どもや孫やひ孫にも“善い”かどうかをみてほしいと、私は思う。
今、世界は二極化しているでしょう。
もう一方の立場にいる人を、なぜそう思うのか、なぜそういう行動をとるのか、互いに思いやる心と行動があれば。
もっと住みやすい世界になるのにね。
どちら側にいる人も、凝り固まっていると、相手のことが見えなくなるんですよね。
世知辛いわぁ。
私は真ん中らへんでウロウロプカプカしていたい…。けど、自分のことは自分で決める。
フラットな目線と行動を維持したいと思う方は、一緒におしゃべりしましょう。
こちらで、zoomのおしゃべり会、不定期に開催しております♡
2023年冬追記
「夫が理解してくれません」「家族が理解してくれません」「喧嘩になります」という話、よく聞きます。
うちの夫はモンドセレクション信者で、添加物入りのお菓子が大好きです。当初、理解してくれようとはしてましたが、トンチンカンな対応ばかりで、泣きながら訴えたことも何度もあります。
思考や習慣を変えることは簡単ではありません。自分の思考や習慣を変える事すら強い意志が必要なのに、他人の思考や習慣を変えるなんて、まず無理だと思った方がいいです。
だから、自己満足の世界から始めましょう。そして自身の体で、その良さを体現してみてください。男の人は妻の話を聞かないですよね(なんで?)でも、実際に変化を目の当りにしたら、素直に信じたりしますよ(笑)
うちの夫が変わったのは、牛乳をやめたら子どものアトピーもどきが改善したあたりからでした。
私が香料が完全にダメになったことにより、シャンプーやボディソープを家族も使うのをやめたら、夫の薄毛と背中の吹き出物が改善しました。
その辺りから生活用品については、すべて私基準に合わせてくれるようになりました。食べ物まで私チェックをパスするくらいの選択が出来るようになるには、5年以上かかりました。
口で説明しても、全然わかってもらえません。これは夫もだし親もそうです。でも、よさを実感してくれたら変わります。だって、いいもんはいいですからね。
理解してくれない、という発想の段階で、それはあなたの自己中で、相手に変わることを求めてしまっています。○○してくれない、という発想はネガティブしか生みません。
自分が楽しんで結果を出していれば、いずれその楽しさは伝播します。しなかったらもう放っておけばいいです。大人ですから。しらんがな(笑)
※でも「こんなん喰ってたら認知症になるわ!認知症になったあなたを介護は出来ないからね」とは言ってます。だって185cmの大男なんですもの。愛だけで乗り切るのは無理です。
小さい子どもたちを巻き込むのは割と簡単です。そこは母は強し!子どもにちゃんとした味覚と嗅覚が育てば、もうそれだけでいいと私は思っています。
みんなとおしゃべり