親子で楽しく英語タイム~♪
歌ったり、クラフトしたり、プリントやったり、簡単な英会話をしたり…って理想的ですよね。
そんな風に楽しめる親子がいる一方で、お母さんが思う通りには進まないケースも、もちろんあります。
なんせ、私がそうでした。
長男が0歳の時から、なんならおなかにいるときから、英語の歌をうたい、絵本を読み、英語で話しかけたり、アプリを使ってみたり…
教室に通ったこともあるし、オンライン英会話を利用していたこともあります。
その結果。7歳の時に「英語イヤーーーー!」と号泣され(笑)
それ以来、長男には英語のこと、何も言っていません。いや、時々ほのめかしたりしちゃいますが、以前のように、何かを用意してあげたり、時間を作ったり、ということは一切するのをやめました。
今は、距離をとる期間。
と、私は思っています。仮に、長男が一生英語が嫌いで、英語と関係ない人生を送ったとしても、それはそれでいいと思う!
ただ、もし、彼が「英語を学びたい!」と思ったときに、いつでも応援できるだけの環境は用意しておこうと思っています。
英語をゼロにはしない。
これが、私の子育ての中での、英語の位置づけです。
英語講師という職を選びながらも、こんなこというのはどうかと思いますが、英語ができなくても生きていけるしね。子どもたちが大人になるころには、翻訳機がめっちゃ進歩しているかもしれないし。英語が出来なくても、有意義な人生はいくらでも送れると思います。
英語が出来たら、選択肢が広がる。
それもまた事実です。
英語が出来ないと、いい仕事につけない。
そういう側面もたしかにあると思います。
でも…、英語が出来ても人生が貧しい人、も、いくらでもいますよね。
私は子どもたちに、“明日死んでも悔いはない!” という生き方をしてほしいので、そのために英語が必要なら自分で学べばいいし、必要ないならやらなくていいと思う。
今、このブログを読んでいるあなたが、親子英語が上手くいっていないと悩んでいるならば。
それは、きっと、今この瞬間しか見えていないのだと思います。
もっとずっと先を見てください。お子さんに、どんな大人になって欲しいですか?それを達成するために、今、そのプリント、歌、工作、必要ですか??
英語が出来るようにしてあげたいがために、英語が嫌いになったり、親子関係がギスギスしたりしたら… 本来の“子どもを育てる”という意義から、ズレていってしまうかもしれません。
英語と距離をとり、もっと長い視野で、考える時間も必要かもしれません。
一人の親としては、英語と距離をとってもいいと思うけれど、ひとつだけ、英語をゼロにはしない、というところだけはお母さんに維持してほしいなと思います。
英語講師としては、ね(笑)
子どもと過ごす時間だけが親子英語ではないから。
子どもが目にするところ、耳にするところに英語のなにかを用意しておいて、あとは放置、とかでもいいと思います。ゼロじゃなければ。
…って、でも、今書いていて思ったけれど、私自身、初めて英語を習ったのは中学1年生の学校の授業で、なんですよね。
つまり、いつから始めても、本人が楽しいおもしろい!と思えれば、どうにでもなるってことか。
あれ?違う?(笑)
ただ、やっぱり耳と舌だけは、大きくなってからだと苦労もするし努力も必要になるので、小さいうちから基礎は作っておいたほうがいいと思う!
↑言うことがコロコロ変わっているようにみえるかもですが、違いますよ!優先順位は明確です。
まずは、どんな大人に育てたいか、育ってほしいか、大きなゴールを定めること。
そこに必要なら必要な分だけ、英語を取り入れればいい。
やり方はひとつじゃないから、模索することも含めて、今過ごしている時間すべてが親子英語です。
いつか親子で何かをすることがなくなったときに、小さい頃、親子でやっててよかったな、と思えるのが、親子英語だと思う!
結果は今出ることではありません。
子どもが自立してはじめて、何かしらの答えがみつかるんだと思います。
悩み、試行錯誤する時間もまた、貴重ですよ♡ 楽しんでくださいね♪ 私もテキトーに楽しんでます😋
つづき…
親としての願望は…