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我が家の読み聞かせ(音読)は、ものすごく偏っています。

読み聞かせ講座をしていると

きょうだいがいる場合の読み聞かせはどうしたらいいですか?ケンカしたり、興味があるものが違ったりします…

といったご質問をいただくことが度々あります。

今日は私なりの考えを紹介しますね!

まず本の選び方ですが、我が家は“一人1冊方式”です。子どもたちそれぞれ1冊、ママも1冊。我が家は子ども3人なので、一人1冊持ってくれば4冊になります。寝る前の読み聞かせは、これでもう十分(笑)

お子さんがお一人だったり、ママに熱意と余裕があれば、“一人2冊方式”でもいいですね。

要は、誰かを特別にしたりしない、ということと。人が選んだ本を読むおもしろさも知って欲しいってことです。自分じゃない誰かが選んだものって、意外な出会いがあったりしますからね♡

 

次に、問いかけです。

私は自身の読み聞かせ講座で、問いかけの大切さを熱弁しています。

読解力や表現力は、放っておいて勝手に育つものではありません。まれにそういう子もいるかもしれないですが、多くの子は、周囲の大人から働きかけないと、自分からわざわざ本の内容について熟考したり、感想を自ら述べ始めたり…はしないのではないでしょうか?

もちろん、好きなように感想を述べる子はいると思いますが、数年後、学校に入ってから“国語の問題”として、理解したり表現しなければならなくなったとき、自由に感性だけで読んでいては、だんだんと正解するのが難しくなっていきます。

想像力は大切です。本の世界観を楽しむことも大切。だけどそれと同じくらい、作者や筆者のいう事を、客観的に的確に理解する力も必要です。←これについて日本人は本当に甘いと思います。雰囲気で察する、空気を読む、それがいいとされている文化の影響もあると思います。

そういうチカラを養うためには、大人からの働きかけ=考えさせる問いかけが必要だと思います。

でも、小さい子どもに問いかけなんて出来るんですか?

と思われる方もいらっしゃると思いますが、出来ます!問いかけや、言葉のやりとりの習慣づけは、むしろ未就学児のうちにしておいたほうがいいと思います。

その方法をまとめたのが、子どもの読解力を育む!読み聞かせ講座です。

この講座の中で、私は“イチ読み聞かせイチ問いかけ”をおすすめしています。絵本1冊につき、1つ問いかけをする、という習慣づけです。

でもきょうだいがいる場合、選んだ本のレベルも違うだろうし、出来る問いかけも理解力に差があることもあると思うんですよね。

だから我が家の場合は、イチ読み聞かせサン問いかけ、にして。長男に1問(正解のある問いかけ)、次男に1問(正解のある問いかけ)、二人に1問(正解のない問いかけ)、としています。そうするとケンカになりにくいです。

あと挙手制にしています。勝手に答えを言うな~!というルールを作ってます。そうしないと、これまたケンカになるので(苦笑)

※正解のある問いかけ、正解のない問いかけについては、拙著か動画講座をみてみてくださいね♡ ブログだけじゃ語れないので^^;

 

最後に、読み方について。

淡々と読んだ方がいいんですか?情緒豊かに読んだ方がいいんですか?

というご質問は毎度講座のたびにいただきます。

私が講座でいつもするお答えは、

大切なのはお子さんの満足度を満たすこと。お子さんが好きな方のスタイルで読んであげてください♡

というものなのですが…

先日、淡々と読むことの意義を教えてくれた本に出会ったので、これは興味がある方にはぜひ読んでいただきたいですね。

淡々と読むか、感情的に読むか。問いかけはすべきか、しない方がよいのか。【読み聞かせの大切なお話】
いや~、久しぶりに胸がドキドキするほど感銘を受けた本に出会いました。 今、深夜1時になろうとしているところですが、この瞬...

淡々と読んだ方がいい、という話にも、私はこれを読んでとても納得がいきました。

 

が!

我が家の読み聞かせは、ものすごく偏っています。声色で話を作ってるやん!っていうくらい、大げさに読んでいます。

今日も「真夜中の公園」という絵本を読んだのですが…。お話としては全然怖くないんですけど、超怖い感じに読みました。おもしろくてウケてました(笑)

お母さんの表現力にもよると思います。私は音読好きなので♡ 同じ本でもいろんな読み方で読んでます。

…そういえば、私、日本語の絵本を音読してあげたことないですね?HIMAWARIのみなさんに。本気の音読したことない!今度紙芝居でも読んであげようかなぁ?(笑)

 

話がズレましたが…。

つまりですね。

世の中に出回っている「〇〇すべき」とか「〇〇はしちゃいけない」とか、関係ないんですよね。

親子で本を楽しめるのが一番です。

我が家は、8歳、7歳、1歳の兄弟ですが、同じ絵本を3人一緒に聞いています。それもこれも、きっと多分、私の読み方が偏っているからじゃないかなって思っています。つまり、大げさに、緩急つけて、悪く言えば変な読み方、よく言えば情緒豊かに読んでいるからです。

年齢差がありますが、3人とも集中して聞いていますよ!我が家にはこれがあっている、ということですね。

もしうちの子どもたちが「お母さん、そんな大げさに読まないで、普通に読んでよ」というタイプだったら、私は淡々と読んであげます。だって、子どもがそうして欲しがってるんですから。

 

子どもの満足度を満たすことがイチバン大事で。読み方や本の選び方はなんでもいいと私は思いますが、問いかけに関する知識は、親御さんが持っていた方がいいと思います。

実際に問いかけをするかどうかは、親御さんが決めていいんですけどね。でも、問いかけをすべきかどうかを判断するための情報をまずは得ないといけないですよね。それが世の中には少ないように感じるので…。

読解力とは何か、表現力はどうやって育てるのか…そういうことに興味がある方は、ぜひ拙著か動画で、考え方を知って欲しいなと思います。

国語力が低いと、英語力も当然伸びません。

母国語で理解できないことを、英語で理解できるようにはならないからです。

 

講座を受講した方の半数以上の方が「もっと早く知りたかった」とおっしゃっています。特に小学生以上のお子さんがいらっしゃる方は「子どもが未就学のうちに知りたかった」とみなさんおっしゃいます。

本を読む習慣、読解力を育む習慣づけは、小さいうちから育てていた方が、後々楽です。

読解力、表現力があると、子ども自身の心が落ち着きます。自分の心の整理を言葉ですることが出来るようになるからです。

 

読解力を育む読み聞かせは、お子さんの生き方にも直結します。

もし、あなたが読み聞かせに疑問や不安を抱いているならば、ぜひ一度、私の話を聞いてみてください。そこから先どうするかを決めるのは、お母さん次第ですから♡

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