昨日に引き続き、本日もママのためのフォニックスレッスンを開催しました~!今日は前編のクラスです♪
※フォニックスレッスンには前編と後編がありまして、両方受講すると、フォニックスの基本を一通り学べます。
前編のレッスンでは、まず、基本となる英語の文字と音(発音)をじっくり丁寧に学びます。後編ではより細かい文字と音のルールを学んでいきます。
去年までのレッスンでは、フォニックスを学ぶのがメインだったのですが、今年からは、より実践的にするために、絵本の音読も練習していくことにしました。
後編のクラスでは、The Hungry Caterpillarを使って音読練習をするのですが、前編のクラスはこちらの絵本を使います。
↑画像をクリックするとAmazonの購入ページが開きます
この絵本、イラストもかわいいし、中の文章もかわいいんですよ♡
私が何冊か絵本をピックアップして「どれを練習しましょうか~?」と聞いたら、その場にいたママたち全員一致でこの本に決まったんです♡
うさぎの親子の一日が描かれているのですが、そこに出てくるフレーズは、人間の親子でも日常的に使えるので、音読の練習をしつつ、日々の声掛けにもアレンジできます。
私がお伝えしている音読練習の3ステップを紹介しますね!
(1)1つ1つの単語を音素に分解して、丁寧にブレンディングする
たとえば、brushという単語があったら、b/r/u/shというようにフォニックスレッスンで習う音素(これ以上小さくできない音)に分解して、1つ1つを丁寧に発音し、再度brushとくっつけて(くっつけて発音することをブレンディングといいます)発音します。
brushは割と日本人でもなじみがある単語なので、カタカナでブラッシュと発音しがちです。でも、カタカナのブラッシュとは全然違う音なんですね。
まずはその違いをきちんと理解するために、丁寧に分解→ブレンディングをしましょう。そして、英語らしい発音を練習しましょう!
(2)英文の強弱になれるために、強く読む単語と弱く読む単語を見極める
日本語は英語に比べて、一文の中の単語をみんな同じ強さで平坦に読みますが、英語は読む単語によって強弱があります。日本人はこの強弱のつけかたが、まず苦手なんですね。
この強弱を見極めるコツは…、まぁ、経験が大事ではあるのですが(笑)、あえてコツをいうとしたら
1.前置詞や冠詞など、短い単語は弱く読む
2.その単語があれば意味が通るものを強く読む
という感じです。
A hug feels good. という文の場合、hugとgoodがあれば、「ぎゅーっとするのはいいね」ということがわかりますよね。だから、hugとgoodを強く読みます。
強弱に慣れてきたら、
3.前の単語の最後の音と、次の単語の最初の音がくっついて、音が変化することを知る
というポイントもあります。この音の変化の理屈を知り、自分でも言えるようになってくると、リスニング力がググーンとUPしてくるんですよ♡
(3)自分の気持ちにのせて読む
(2)までは機械的な読み方になりますが、実際に絵本を読むときには、やっぱり情景や心情に合わせて、抑揚や強弱をつける必要があります。
(2)までの練習で単語ひとつひとつの音がきれいになり、強弱をつけることに慣れたら、最後は自分の感性で声を調整します。
さっきのA hug feels good.という文も「いいね♡」というところを強調したければgoodを強く読むし、「感じるね!」を強調したければ、feelsを強く読むことだってあります。前後関係でそこは変わってくるんですね~。
…うーん、文字だけで伝えるのは難しい(笑)
フォニックスレッスンでは、(1)と(2)までは、みんなで練習します。(3)はそれぞれ、お母さんなりの読み方に挑戦してもらおうと思っています。
さて、どんな音読に仕上がるかな~♡ 楽しみです♡
英語絵本の音読レッスン、またレポートしますね~!
文字だけじゃわかりにくい~!という方は、ぜひぜひ直接学びに来てくださいね♪オンラインも対応可能ですよ~