山村留学に至るまでのお話。その１

山村留学と私の生活習慣は、切っても切れないつながりがあるので、まずはそこに軽く触れておこうと思います。

ブログの常連さんにとっては何度も聞いた話かもしれないですが、山村留学でヒットした方にとっては聞いたことがない話もあるかもしれないので、少々お付き合いくださいませ。

7年くらい前から、化学物質過敏症（薬物、香料、化学調味料等々に過剰に反応して、頭痛・めまい・吐き気・湿疹などが出る症状）を発症し、そういった体に害のある物質を避ける生活を始めました。

自然派、というと「意識高い系」と置き換えられがちですが、私の場合、意識が高いから自然派なわけではなく、実際に体に異常が出て、それがしんどいから、しんどくなるものを避けている…という感じです。

誰でもそうですよね。エビを食べたら湿疹がでる、とわかっていて、自分からエビを食べる人はほぼいないですよね。

それと同じように、薬を飲んだら湿疹が出る、香料があるとめまい、頭痛、動悸が激しくなる等の症状が出る、化学調味料を食べるとしびれたり口内炎が出来たり、胃が裂けそうに痛くなったりする…そういう事実があるから、避けている。

私にとってはそういうことです。

意識高い系とか自然派とか健康志向、とかじゃなくて。

とにかく、身体がしんどくなるから避けている。ただそれだけのこと。

 

ワクチンもそうです。

それを打ったら具合が悪くなることが容易に想像がつくので接種しない。ただそれだけのこと。

よく反ワクだとか、陰謀論だとか、色々言われるけど。私は反ワクがどういう人たちなのか知らないし、陰謀論がなんなのかも知りません。全く興味ない＾＾；

メリット、デメリット、データ、被害、効果、そういうものを全部見たうえで、一人ひとりが判断すればいいと思っている。

ただ今の社会は情報にかなり偏りがあるからね…。そこに気づいていない人は残念だなぁとは思うけれど、だからといってそういう人を否定はしないし、それと同じように、私のことも否定されたくないと思っています。一方通行な情報発信はするけどね。

 

話しがそれた💦

私のこういう症状（私は病気とは思っていないけれど）を聞いて、「孤島で自給自足するしかないじゃん（笑）」と揶揄する人はたくさんいました。

でも、私も実際そうだと思っていました。

こんなにも体にも心にもしんどい場所で生活していくくらいなら、山で通販生活した方がいいなと（自給自足は無理なので、農家さんと運送会社さんのお世話になりたいです）。

 

こういうところが私は自然派ではない（笑）

文明の利器は最大限に利用して、私の仕事や生活は成り立っているので、うまくバランスはとらないといけないと思っている。だって今という時代に生まれてしまったんですもの。そこはうまく折り合いつけないとね。

 

 

私の山への願望は、まず自分の体の具合のことから始まって…

それは子どもたちの成長にもつながっていきました。

 

化学物質過敏症の原因となる化学物質は、1回2回触れたところで健康被害に直結したりはしません。死んだりもしません。

でも、蓄積していくことで、何らかの不調が体に現れてきます。（詳しく知りたい方は過去のブログを読み漁ってみてください）

風邪を引きやすい、鼻炎、頭痛、アトピー、アレルギー、片頭痛、生理痛、冷え性…こういうのは「体質」ではなく、化学物質の蓄積が原因だったりするのです。

 

私自身がそうで。

食生活や生活習慣を変えるまでは、何かしらの不調がずっとあり、でもそれが食べ物のせいだとは思いもしませんでした。

蓄積に蓄積を重ねた結果、30代半ば頃から湿疹や動悸、頭痛、吐き気等の症状がクリアに出るようになり、初めて自覚したのです。

 

子ども達には私のようなしんどい思いはしてほしくない。と思うのは、親心として自然なことでしょう。…自然ですよね？

だから、化学物質まみれの環境に、私は子どもたちを置いておきたくなかった。わかっているのに見て見ぬふりをするのは、うすーーーいストレスがずっと続いていて、本当にしんどかった。

 

コロナ時代に入る前は、香料と給食問題くらいだったけれど。

コロナ時代に入ってからは、マスクやワクチンや、意味のない学級閉鎖、それに伴う電磁波浴びまくりの生活…もう、私にとって「不要」なものばかりで、うっすーーーーーーいストレスが2枚、3枚重なっているような状態でした。

 

１つ１つはたいしたことないけれど。

何層にも重なることで、ずーっと気持ちが晴れない（いや、私の人生において気持ちが晴れたことなんてないんだけど笑）、そんな状態が、うすーーーーく微妙にずーーーーっとしんどくて。

 

山に行きたい、山が欲しいと。

同じような価値観の人たちにつぶやいていたのです。

 

その２につづく（2022年7月18日 8:00am公開予定）