今日は、HIMAWARIでの、最後のおむつなし育児講座を開催しました!
なぜ最後なのかって?
それは、名称を変更するからです!(講座の内容は、ほぼ変わりません♡)
私が“おむつなし育児講座”という名前をつけたのは、長男が赤ちゃんの頃、この言葉に衝撃を受けたからでした。あの頃はまだ、今ほどこの言葉も知られていなかったように思います。
でも、実は当時から、少しばかり違和感はありました。私がしている話って、“おむつなし”の話ではないからです。紙おむつを普通に使うし、布をおすすめするわけでもないし…。この言葉の認知が広がるにつれ、私が話していることと、言葉のイメージが、離れて行っている気がしていました。
昨年から、3歳児を対象にした“おむつはずし講習”を始めたんですが、その話をしていく中で、だんだんと、自分が伝えたいことが明確になってきたんです。
私は、おむつなし育児の話をしたいんじゃなくて、“おむつはずし”の話をしたいんだな、と。だから、紙でも布でもパンツでも、身に着けているものはなんでもよくて、要は、どんな風に排泄の自立を促すか、という話をしたいんだな、と思うようになりました。
排泄の自立を促すためには2つの方法があって、1つは、0歳から習慣づけてしまう方法、そしてもう1つは、3歳前後に、一気にパンツにしてしまう方法です。
0歳から習慣づければ、1歳過ぎにはおむつを外せます。それは言葉の習得と同じようなイメージです。
0歳児はしゃべれないからと言って、周りの大人たちが話しかけなかったら、きっと1歳過ぎても赤ちゃんは言葉を発しないと思います。それと同じように、トイレで排泄する習慣も、0歳から大人が環境を用意するから、自我が出てくる1歳過ぎに、排泄の欲求も表現出来るようになるんです。0歳の時に何もしていないのに、1歳になったから急に出来るものではないんですよ。
おむつなし育児に興味を持つお母さんは、まじめな方が多いと思います。子育てに正面から向き合おうとするあまり、しんどくなることもあると思うんですね。
しんどくなるとき、というのは、「結果を求めている時」です。
0歳の赤ちゃんに「おはよう」と声をかけて「おはようございます!」って言わなかったからといって、怒ったりがっかりしたり、しないですよね。反応がなくたって、お母さんはたくさん言葉を聞かせていますよね。
排泄も同じで。やってみてダメだったから「うちの子には無理」とか「私には合ってない」というようなものではありません。0歳から1歳くらいまで、淡々と、子どもの反応がどうであれ、淡々と続けていくから、自己主張が明確になる1歳半くらいに、排せつの欲求も主張するようになるんだと思います。
ぜひ、みなさん、淡々と、淡々と…トイレに連れて行ってくださいね♡
0歳からのおむつはずしは、今すぐパッとどうこうなるものではなくて、気付いたら出来るようになっていた!というものです。
一日、一日の変化を比べていると、出来ないことが気になるかもしれないですが、過ぎてしまえばあっという間ですよ。今、この時にしか出来ない習慣づけを、楽しんでくださいね!
追記
2、3歳児のおむつはずしは、パッとどうこうなります!むしろ、パッとどうこうしましょう!その話は別記事で書きますね♪
≫ 2、3歳児のおむつはずしの話はこちら