化学物質過敏症の話をすると
「いくみさん、無人島とかにいって自給自足するしかないんじゃないですか(笑)」
と言われたことは、一度や二度ではありません。
子どもたちの小学校、保育園、先生方に相談するたびに、ちょっとした変人扱いをされ、迷惑そうな顔をされ、「大変ですね」と同情され、その割に「こちらに出来ることには限度がありますから」と対応を断られ。
「誰もいない山とかに行けばいいんじゃないですか(笑)」とナイスなご提案(嫌味)を何度もいただき…
はい、渡邊いくみ、子どもたち連れて山にきました😀もー、やけくそだ、コノヤロウw
数年前から、山に行きたいと思っていました。
子どもたちが育つ環境を考えると、川口はベストではなかった。
空気は汚れているし、給食も臭いし、学校の環境も負荷が多く…あ、これは決して誰かが悪いと誰かを責めているのではなく、私の中での「こうありたい」と思う姿と、現実があまりにも違っていたという意味です。
川口という街も、出会った人々も嫌いじゃないけれど、社会の大きな空気の流れが、私にはしんどかった。
2年程前から、さらに社会は狂いだしましたよね。
38度の高温の中、マスクをして歩いている人、人、人。見ているだけでストレスでした。
炎天下の公園で遊ぶ子どもたちに、マスクをさせている親たちに。激しい怒りを覚えました。
無意味なアルコール消毒にも苦しめられました。
意味のない毒物注射をしまくる人たちにも。その人たちから発せられている有害物質にも、しんどい思いをさせられてきました。(わかってない人がほとんどでしょうけど、変な物質めっちゃ出てるからね、打った人から…😅めっちゃ臭いよ…)
世の中、鈍感過ぎないか???
私は「過敏症」というレッテルを貼られているのかもしれないけれど、私からみると、世の中のほとんどの人が「鈍感症」で、思考停止している、生きた屍状態に見えていました。
学校という環境には、心底嫌気がさしました。個々の先生方はいい人たちかもしれないけれど、組織としては最悪です。
自分が子どもの時も、学校という場所は大嫌いだったけれど。
あそこは、ほんと、なんなんだろうね。みんなが同じであることに最上の価値があり、そこにはまらない者は異端児扱いで浮き、潰される。
その割に「自主性」とか「個性」とか「考える力」「生きる力」を理念に掲げ…。
矛盾まみれの、思考停止人間を育てるところが、ほんと学校という場所。
「学校楽しい!」と思えてる人は本当にラッキーでアンラッキー。
まぁ、何事にも無意味ということはないので、与えられた環境でベストなものを見つけていくのが人生だと、私は思っていますけれども…。
にしても、今の学校は本当に酷い。
学校を変えようと動いている人もたくさんいるけれど。
私は人と一緒に何かをすることがとにかく苦手なので。
単独行動で、自分にとってベストな場所を作っていくのが一番ラクで楽しい。
選挙でもなんでもそうだけれど、「みんなで何かをしよう!」とした時点で、ある種の洗脳と依存が始まっているからね…嗚呼、コワっ。
ひょんなことからご縁がつながり、三重県の森の中にある学校に、3日間、体験入学することになりました。それが6月末のこと。
そして、そのまま川口に戻ることなく、ここに引っ越しました。子どもたちは転校しました。
ありえない(苦笑)自分でもちょっと引いている(笑)
たくさんの人に迷惑をかけ、助けていただき、今もまだなにもかもが整っていないけれど。
念願の山での生活が始まりました。
3日分の着替えしかもってきてなかったけれど、あれよあれよという間に転居して、今は私名義の部屋を借り、三重県民となっております。
いつも突拍子もない行動をする私を、暖かく支えてくれる夫に、最大の感謝を。
私をここに導いてくれ、助けてくれたすべての人々に心からの感謝を。
迷惑かけてごめんなさい。ありがとうございます。
毎日毎朝学校に行きたくないといい、泣きながら学校から帰ってきたり、暗い顔して家に閉じこもっていたり、問題起こしてしょっちゅう学校に呼び出されていた子どもたちが。
今は毎日自ら楽しく学校に通っている。
全校生徒12人の小学校へ。あ、うちの子たちが転校したから14人になった小学校へ。
それだけのために、今ここにいる。
いや、山が私を呼んでいたんだと思う。
さて、これからここで何をしようか???ニヤニヤ(・∀・)
社会の臭さにうんざりし、子どもたちが伸び伸び生きていける場所を求めている人は、きっとたくさんいるはずだ。
世の中が洗脳され、狂いだした頃「山を買って村を作ろう!」って一部の人たちで冗談半分に言っていたけれど。
え、それ、実現しちゃうんじゃない?(笑)
というわけで、これからポツポツと、山での生活について、書き綴っていこうと思います。
あ、仕事は今までもずっとオンラインでしたから。何も変わることなく、続けてまいります。川口にサヨナラをいうこともなくここに来ましたが、ずっとここにいるわけではなく、そのうち川口に戻りますので(家も夫もそのままですし笑)。
みんなとおしゃべり