今日はJolly Phonicsの良さをひとつ語りたいと思います。
いっぱいあるんです!いっぱいあるんですよ。
でも、今日はひとつだけで我慢します。
ひとつだけですが、長くなるので、お暇な方はお付き合いください🤗 …いや、大事な話なので、暇じゃなくてもお付き合いください!
フォニックスには、大まかにわけて2種類あります。
アナリティック・フォニックスとシンセティック・フォニックスです。
意味ですか?
とりあえず、それは置いておきましょうか。今日は、まずこのふたつのフォニックスの違いを知っていただきたいので😋
アナリティック・フォニックスのイメージは、
こんな感じです。
突然ですが、ひまわり先生、よろしくお願いします。
このアナリティック・フォニックスは、今、日本の多くの英語教室で採用されています。私もJolly Phonicsに出会うまでは、この方法でフォニックスを教えていました。
が!
ずっとモヤモヤしていました。
理由は…主に2つ。
(1)英語ネイティブではない日本人にとって、「a」のつく単語は?と聞かれても、「apple」くらいしか思いつかない
→そもそもの語彙力がないと、「a」のつく単語をあげられない
(2)aが「ア」という音だとわかっても、他の音を知らないから読めない
→aが「ア」だとわかっても、その他の「pple」はどう読むの?となる。aからzまで全部覚えるのに時間がかかりすぎるし、aからzまでの音を覚えただけではまだ足りない(aiとかthという2文字で1つの音というものもたくさんあるので)。
というように、アナリティック・フォニックスでは、英語の下地がない子にとっては、全部のルールを覚えるまで活用しにくいんです。
では、シンセティック・フォニックスはどうかというと…
こんなイメージです。
sの音、aの音、tの音、というように、単語の中でよく使われる音(文字)から学んでいき、学んだ順に組み合わせて、単語として読んでいくんです。
日本人は、「1文字に1つの音」という感覚に慣れていますよね。
「あ」という文字の音は「ア」、「い」という文字の音は「イ」というように、日本語は1つの文字に1つの音です。
だから、
sの音はスー
aの音はア
tの音はトゥ
と言われると、日本人にとって非常にわかりやすいんです。飲み込みやすいんです。
※ここまで、イラスト含め、英語の音をカタカナで書いていますが、それはわかりやすくするためです。実際のsの音は、カタカナのスーの音ではありません。
ただし、これにはこれで弱点もあります。
文字の音がわかるから、組み合わせて読めるけれど、読めるからと言って意味が分かるとは限らない、ということです。
まったく意味のない文字の羅列であっても、音を組み合わせて読めちゃうんですね。例えば「tas」とか。意味わからんけど、読めちゃいますよね。
以上、すっごく簡単なアナリティックフォニックスとシンセティックフォニックスの違いの説明でした。
最近は本屋さんに行けばフォニックスの本がすごくたくさんありますし、Youtubeで検索すれば、歌やおもしろ動画もたくさん出てきます。
アナリティックフォニックスにもシンセティックフォニックスにも、それぞれの良さがあり、弱点があります。お子さんの英語力によってベストな方法も変わってきます。
という、大前提はありますが、英語が苦手なお母さんにおすすめするのは、シンセティックフォニックスです。
これからフォニックス教材を買おうかな~と思っているお母さんは、ぜひその教材がアナリティックなのか、シンセティックなのかをチェックしてみてくださいね。学習のアプローチが異なるので、違いを知らないまま教材をミックスしないようにお気を付けください🤓
私のおすすめはコチラ↑ セットで購入することで、英語が苦手なお母さんでも、「なるほど」と思える知識を得ることが出来ます。
…ただ、“発音そのもの”に関しては、本やCDだけではわからないこともあると思うので、その場合は、近くの発音を教えてくれる教室を探してみてくださいね!
自分が出している音が合っているかどうかは、誰かにチェックしてもらわないとわからないですよね。
川口近隣の方は、私がお待ちしておりますよ😁✨
最後に…
アナリティックは「分析的な、分解の」、シンセティックは「統合的な、合成の」という意味です。
アナリティック・フォニックスは、単語を分解して共通する要素からルールを見い出し、シンセティック・フォニックスは、個々の文字の音を組み合わせて単語にしていきます。
ついでに…
この時生まれたひまわり先生を、その後LINEスタンプにしました🌻
日本語はこちらで英語はこちらです~💁 見てやってください♡