親子英語において、一番大事なことは、親も子も「楽しい♡」ことだと思います。
イライラしたり、メソメソしたり、グズグズしたり、プンスカしたり…
あんまり心によくない感情を抱いてまでやる必要は、ないって、私は思います。
やらない勇気も大事!
もちろん、人それぞれ価値観が違うので、めっちゃ厳しくしてでも、完璧なネイティブ並みのバイリンガルに育てたい人もいると思います。5歳で英検1級に合格したことが「すごい♡」って思う人もいると思います。
ただ少なくとも私は、そうは思わないし、私のレッスンに通ってくれるお母さんたちには、私と近い教育観であってほしいと思うのです。
(てか、そもそも英検派のお母さんは、HIMAWARIの教育方針を望んで教室にいらっしゃることはないと思いますが笑)
以下、HIMAWARIのキッズ英語レッスンを例に書きますが、お子さんに英語を習わせているお母さんたち、家での取り組み方に悩みを抱えているお母さんたちに向けて書きますね。
※ここに通っているお母さんたちのことを書いているわけではないです😁
キッズ英語レッスン、今年から毎日取り組めるように宿題を出しています。
親子英語レッスンでも、毎日取り組めるようにプリントを紹介します。
ここで誤解をしないで欲しいのが、これらは「毎日取り組まなければならない課題」ではなくて、「毎日取り組めるように工夫した課題」であるということです。
わかりやすいようにプリントの形にしていますが、プリントをやる、プリントをこなすことを目的にしないでくださいね。
確かに、お子さんがプリントに向かって、書かれている通りの反応をしてくれたら、お母さんは安心だし、達成感もあるかもしれません。
でも、私はそこを見ていません。プリントをこなすことではなくて、プリントの課題をきっかけに、親子で楽しめる時間を作ることが大事だからです。プリントに○がつかないから責めたり、プリントをそもそもやらないから怒ったりとか、ぜーーーったいしません♡
今日のレッスンの様子↑、3歳の女の子たち、ちゃ~んとプリントを使って発話もしています♡
が、これはあくまで先生がいる45分間限定のレッスンだから。おうちで同じようには出来ないのは当たり前です。親と子の場合、こんな風にスムーズにいく方が珍しいと思います。
でも、それでいいんです。
おうちでは、お子さんが起きている間、お母さんと一緒にいる間、ずーーーっと英語で触れ合えるチャンスがあります。
プリントに5分向かわせるのは大変ですが、プリントに書いてあるフレーズを1日の中で分散して声にすることは出来るはずです。
ごはんを食べているとき、お風呂に入っているとき、幼稚園バスを待っているとき…身の回りには、たくさん声掛けのヒントが落ちています。
たとえば今日のレッスンでも、子どもたちはフラッシュカードとプリントでShapes(形)の単語を学びました。45分間のレッスンです。
その時間はその時間で楽しそうではありましたが、今日一番楽しそうだったのは、お母さんのお迎えを待っている5分間でした。
教室の隣にちょっとしたスペースがあるのですが、そこでお母さんたちを待っている間「Let’s touch a circle!」というと、子どもたちは狭いスペースの中で○を探し始めました。
ポスターに書かれた○、自販機の横のごみ箱の○、自販機のコインを入れるところの○…
Let’s touch a rectangle!というと、自販機のボタン、自販機全体、お店の窓、シャッター、建物全体を指さしながら「Rectangles!」と叫んでいました。
お母さんたちにしてほしいのは、この5分間の遊びです。
決して、机に向かってプリントをこなす5分間のレッスンではないのです。
宿題プリントは目安です。お母さんと講師が連携するために、大人同士がわかるようにチェックされていればそれでいいんです。
決してお子さんを評価するためにつけているものではないのです。
アリが緑でも、黒でも、赤でもいいんです。ぐちゃぐちゃでもいいんです。
自分で塗りたい色を英語で言えて、思いっきり手を動かせたら、それでいいんです!
今は、たくさん英語で遊んでくださいね!
身の回りにあるものをたくさん使って、“お勉強”とは感じさせない工夫と技を、お母さんは磨いてください。
ネタに困ったら、その時こそ、渡邊に相談してくださいね😊
ネタはいくらでもありますから♡
宿題をやらせることが目的になってしまっているお母さんに、それがすべてではないよ~、という声が届いたら嬉しいです。あ、もちろん、それぞれの教室の先生の方針も確認してください(笑) 宿題をやらないと怒る先生もいないわけじゃないので、ね😅
あと、宿題をやるべき学年にいずれなるので…(笑)
いつまでも遊んでいられる訳ではないからこそ、今はたくさん遊んでくださいね!