おとなりさいたま市とか、都内とか、首都圏の小学校は、もう2学期が始まっているところも多いみたいですね!川口市!夏休み長いよ😂
この読書感想文シリーズの記事、「もっと早くみたかった!」の声もいただきました、すみません、ギリギリで(笑)まだ1週間夏休みがあるんですものー!(笑)
私は、早々に宿題を終わらせるタイプだったのですが、長男は、出来るだけ後にやろうとするタイプみたいで…。ほんと、ぐったりしましたが、なんとか昨日読書感想文、書き終えました…。昨日は疲れすぎたみたいで、20時に寝ちゃいました。私が。
はい、それでは、読書感想文に挑戦! 完結編を綴ります~。
ミッション5 原稿用紙に何をどれくらい書くか割り振る
今回の課題は、原稿用紙2~3枚でした。私も長男も、最初から2枚ぴったりにおさめる気満々だったので(笑)、今回は原稿用紙2枚を前提に話を進めますね!
- 最初の2行で、一番思ったことを書く。
- 1枚の半分くらいであらすじを書く。
- 1枚の半分くらいで、印象に残った“事件とオチ”を書く。
- 残ったスペースで、自分の考えや感想を書く。
ざっとこれくらいかな~というところにしるしをつけてあげるのもいいかもしれませんね。
ミッション6 原稿用紙に書く
まずはミッション4でメモした子どもの感想のなかで、一番強く思ったこと(本人が書きたいこと)を選びます。それについてひたすら膨らませていきます。
原稿用紙が多ければ、2つ3つネタを入れていいと思うのですが、原稿用紙2枚なら、1つのネタを膨らませれば十分足りるんじゃないかと思います。
今回、長男が一番おもしろかったところは、主人公のあなぐまが怒ったところ、だそうで。
大人からすると「え?そこ?」みたいなところなんですが、まぁ、そこは大人的な“正しさ”ではなくて、子どもの“感性”を大事にしてあげましょう。
最初に、その一番強く思ったことを、バーンと書いちゃいます。
なぜそう思ったのか、理由を次に書きたくなるところですが…。
理由は書かずに、次は本のあらすじを書きます。あらすじは、最初にメモした「設定・事件・オチ」を、箇条書きから文章にするだけでOK。これだけで1枚目の3分の2くらい埋まりました。(逆に言うと、これ以上長くならないほうがいいですね。)
余談ですが、学校からもらってきたプリントによると、たくさん読んだ本の中から、なぜその本を選んだのか、本を選んだ理由を最初に書く、というようなことが書いてありましたが。
課題図書4冊から、直感で1冊選んで書いているので(汗)…そうか、読書感想文は、たくさん読んだ本から選ぶのか、知らなかった。と一瞬焦りましたが、もういいです、今年は。1冊中の1冊でいいです。私も子どもの頃、1冊中1冊で書いてました(本は好きだったのでたくさん読んでいましたが、感想文は課題図書をイヤイヤ読んで書くものだと思ってました…笑)。
あらすじを書いたら、一番強く思ったことに関する“事件とオチ”と“主人公の気持ち”をさらに詳しく書きます。
長男の場合は、主人公のあなぐまが怒った出来事と理由、最後にどんな気持ちになったかを書きました。これも、ミッション4でメモした“事件とオチ”の部分の箇条書きを、文章にしていくだけでOK。
ここまでで原稿用紙1枚目が埋まり、2枚目の2行くらいまで書けました。
ちなみにですが、相当ひどい誤字脱字以外は、直してません(苦笑)あんまり間違いを指摘すると書く気がなくなるのでね😅たまに変な文になってることもありますが、よしとしてます。←いいんだか、悪いんだか(笑)
はい、そして、ここから“オチ”に対し主人公はこう思ってこうしたけど、僕だったらこうする!という話を、好きなように好きなだけ展開していきます。
自分の考えがある子なら、ここは本当に書きやすいし楽しい作業になると思うんですけれどね~。「わかんない」「知らない」「ぎゃはははは(ただ笑ってる)」しか言わないタイプだと…しんどいっす。。。
なんとかかんとか、自分だったこうする~という話を書き綴り…
最後の数行で、1行目に書いた感想の理由をまとめます。
最初:あなぐまが怒ったところがおもしろかったです→最後:僕だったら怒らないでこうするからです。
みたいな感じです。全体を見たときに、原稿用紙の最初と最後で「感想と理由」を書く感じです。
これで、全体的にしまりが出ると思います。…多分。
繰り返しになりますが、大事なのは大人の価値観で正しいことを書かせるのではなくて、子どもが思ったことをそのままメモなり簡単な文なりにしてあげることです。
親が文を書いたらズルじゃない?って??そんなことはないです。引き出してあげて、書き方を教えてあげてる、と思えばいいです。同じことを繰り返すうちに、子どもの方から文で答えが出てきます。…出てきてほしいと切に願います。
ミッション7 タイトルをつける
読書感想文のタイトルは、最後につけるのがいいですネ。
ここまで書ききってぐったりしている子どもに、「最後にあなぐまになんて言いたい?」と聞き、「怒らないで!」といったので、それをそのままタイトルにしました。本音が出ていていいタイトルだと思いました(笑)
以上、2018年夏の読書感想文への挑戦でした。
具体的な作文の内容を書いていないので、イメージしにくい部分もあるかもしれませんが…、なんとなくでも、書く順番と分量のヒントになれば、うれしく思います。
もちろん、ここに書いたことが正解ではないし、ベストな方法というわけでもありません。いろんな書き方があるし、やり方があるし、自分に合った方法を選べばいいと思います。
私がここに書いたことは、あくまでも方法のひとつです。読書感想文をどうやって書かせたらいいのか、さっぱりわからないお母さんに、ちょっとでもヒントになれば~と思って書いています。
「ちゃんと読みなさい」「ちゃんと書きなさい」という声掛けでは、子どもは何をちゃんと読めばいいのかわからないし、何をちゃんと書かないといけないか、わからないんですよね。
そこは大人が読み方や書き方を教えてあげないといけない。
本当なら、学校でそれを学んでくれば一番なんですが、なぜか、夏休みの宿題として家庭に丸投げ?されているので、どんな風にフォローしたらいいのか、さらっとですが親御さんに伝えたくて書きました。
低学年のうちは、子どもが思ったことを親が文にしてあげるのでいいと思います。感想文なんだから。大人が言わせたんじゃなくて、子ども自身の感想が文になっているのなら、それで十分素晴らしくないですか??
来年もあるのかな…読書感想文😫
みなさんの来年の宿題に、ちょっとでも役立ったらうれしいです。
ちなみに、未就学児への絵本の読み方、感想の引き出し方は、読み聞かせ講座で学ぶことができますよ♡
追記
この感想文には後日談があります!