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読書感想文の書き方

とうとうやってきました。
夏休みの、読書感想文。

(この記事は2017年夏に書いたものをリライトしました。)

先日の保護者懇談会で、夏休みの宿題の説明があったのですが…

読書感想文の書き方アドバイス(のようなもの?)プリントの内容が、…まぁ、難しい(笑)

言葉を精一杯選んでの「難しい」です。もっと率直に言えば、「酷い」ですね(苦笑)

先生は「1年生にとって読書感想文は難しいので、お母さんたち、どんどん口出ししてください。ヒントをあげてください。問いかけしてください。」とおっしゃっていましたが、果たしてあのプリントをみて“適切な口出し”を出来るお母さんがどれだけいるのか…。

読書感想文、どうしていいか困ったら、ちょびっとだけ参考にしてみてください。以下、大まかな流れを書きますね!

本を読むときのコツ

(1)いつ、どこで、だれが、何をした、というお話の基本設定をまとめる。

(2)本文の中で起こるメインの“事件”について、いつ、どこで、だれが、何をした、をおさえる。

(3)物語の最初の設定と、事件後で、主人公の気持ちがどう変化したのか書く。

(4)この気持ちの変化に対する、自分の経験や考えを書く。

まずはこの4つのポイントを、自由に紙に書きだしましょう。(1)~(3)までは、1つ1つ、お母さんと一緒に“本文の中から”探してください。(4)はお子さんに自由にお話しさせて、それをお母さんがメモしてあげましょう。

自分で文字に出来るお子さんはいいですが、そうじゃない場合は、お母さんが書き取ってあげてもいいんです。ズルじゃないですよ。1年生のうちから全部一人でなんて大変なので、お子さんには口頭で説明させて、文字にするのは手伝ってあげていいと思います!メモの段階ではね。

感想文を書くときのコツ

(1)字数を決める。課題の字数の4分の1の字数で基本設定をまとめ、4分の1の字数で“事件”について説明し、残りの字数で自分の経験や考えを書く。

(2)本文に書いてあること(設定と事件)については、本文の記述をまとめる。お話を勝手に作らない。本文に書いてあることをまとめる。自分の経験や考えについては、正解はないのだから、お子さんが書いたことにダメ出ししない!書けたという事実をめっちゃ褒める!内容には口出ししない!

(3)楽しかった、面白かった、よかった、という言葉を使わない。それ以外の言葉で感想を表現するように促す。
例)最後にそうなって、よかったです。→最後にそうなって、心がポカポカしました。

親が適切なサポートをするのはズルではないです!

学校では教えてくれないので、親が適切に導いてあげる必要があります。

さぁ、言うは易し行うは難し、わかっちゃいるけど、やらねばならぬ。

みなさんのご健闘をお祈りいたします。
私も頑張ります。理屈ではわかっているけれど、我が子のこととなると、そう簡単にはいきませんよね(笑)

具体的にどんな風に取り組んだのか、我が家のレポは以下からどうぞ♡

それにしても、なんで学校で読書感想文の指導を一切していないのに、突如夏休みの宿題として課せられるんでしょうね?書き方の指導をペラ紙一枚に丸投げって…。そりゃ読書感想文が苦手で嫌いな子が多いのは当たり前ですよね…。

子どもと対話しながら絵本を読む習慣があれば、きっともっと楽しいはず!

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