我が家の三兄弟がですね、ケンカをするんです。よく。
理由は色々ありますが、“年齢差によって起こる親の許容範囲”に不満があって、ケンカになることが間々あります。
例えば、「サブローだけ宿題してないのにYoutube見てずるい!」とか。
まぁ、子どもたちが言いたいこともわからなくもないですが、「あんたたちも2歳の時は宿題してなかったでしょ?」とか正論を言っても、なかなか納得しません(苦笑)
ある日、子どもたちに数字で私の価値観を伝えました。
そしたら妙に子どもたちが納得したので、みなさんにもお伝えしますね。
3歳になるまでは、生きているだけで価値がある。なんでも食べてなんでも触ってなんでも好きにやればいい。元気が一番!
3歳になったら少しずつルールを覚えていくとき。出来なくて当たり前。知らないことの方が多いんだから。
7歳(小学生)から9歳までは、覚えたルールを練習するとき。たまに間違えてもいいけど、出来るだけ上手に出来るように練習するの。
10歳からはお手本になる。小さい子が真似っこできるように、素敵なお手本になって!!
その場しのぎのためにパッ!と思い付きで言ったのですが、よくよく自分で噛みしめてみたら、非常に奥深いなぁ…と思ってしまいました。
そして、私自身も子どもを見る目が少しリセットされた気がします。
サブローは今2歳。生きているだけで価値がある。もちろん少しずつやっていいことダメなこと、伝えてはいますが、まだルールを完璧に実行できる時期ではないと思っています。出来ないことがあったからといって親がキレるのは違うと思う。出来なくて当たり前っていう前提で、ただ淡々と伝えるべきことを伝えていく時期かなと。
ジローはもうすぐ8歳。ルールを遂行する練習をしている時期。「何回言ったらわかるの!!!」とか「何回同じこと言わせるの!!!」とか、つい言っちゃいますが、練習の時期と思えば、こちらも忍耐強く付き合ってあげた方がいいんだなぁと。
タローは今年10歳。そろそろお手本になる時期。彼の自尊心を尊重しつつ話をするようにしたら、前よりは私の言葉が届くようになった気がします。特に、サブローのお手本になってね!というのは響いたようで。その時はとても立派なお兄ちゃんになってました(ま、すぐたるみますけどね(笑))。
私。
タローの時は、3歳より前の時期でも、かなり厳しく怒っていました。今思うと、なんであんなに怒ってたんだろう?と思います。
タローが1歳8か月の時にジローが生まれたので、今思えばまだまだ赤ちゃんだった時期に、すっかりお兄ちゃん扱いしてしまっていたのだと思います。
ルールを覚える時期(未就学の時期)も、「なんで何回も同じこと言わすの!」と思っていたしそういう態度をとってしまっていました。
練習の時期である今も、なんでこんなに言ってるのに出来ないんだろう??と、がっくりすることが多々あります。
でも、これがサブローだったらどうだろう??
多分、超ゆとりを持って眺めていられると思う(笑)。
私、3人きょうだいの一番上なんですが。
親が末っ子に対して甘いことに、すっごくモヤっとしてました。なんで私は許されないのに、弟はいいのよ!?ってずっと思っていました。
今でも思います。30歳過ぎてるのにのらりくらり過ごしている弟に、超甘い親!!家から追い出して自立させた方がいい!って私は言ってるんですが、なんだかんだで家に置いてますからね…(私は18歳で出されたのに。いや、自分から出たんですけど笑)。
今なら、「ああ、第3子のことはこういう風にみちゃうのか」ってわからなくもないです😅
タローのことも、ジローのことも、サブローを見守るのと同じような気持ちで見守りたいって、日々思っています。
そのための基準として、↑上に書いた年齢の目安はいいかもしれない。自分にとっていいかもしれない。
自分にとっていいことは、他の誰かにとってもいいかもしれない♡
そう思って書いてみました。
ほんと、小さい時にイライラしてたことって、後になると「なんであんなに怒ってたんだろう?言ってもわからなくて当たり前だったよね…」と思うこと、多いので。
もしお子さんの不器用さとか伝わらなさにイライラが止まらなくなったら、「生きてるだけで有り難い」と3回ほど、念仏のように唱えて深呼吸してみてくださいね♡
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(もちろん個人差があるので、線引きはね、テキトーに調整してくださいね!)
みんなとおしゃべり