「ママのための発音矯正レッスンを受講された生徒さんの動画をみて、発音がみんなキレイになっていて感激しました!」
というご感想をいただいて、私が感激しました♡
こんにちは、夏休み2日目ですでに魂が消えかかっている渡邊です。
「ママ、夏休みって結構ヒマだね!」って次男坊が言いました。お母ちゃんは全然暇じゃなーーーい!!!ありあまるエネルギーを狭い家の中で放出しまくっている三兄弟に、魂根こそぎ持っていかれています…。
さて、そんな我が家ではございますが、オンラインにて先生のための発音指導法講座7月クラス第1回目を開催いたしました!
冒頭で紹介したご感想は、今回ご参加いただいた先生からいただいたものなんです!
⇩こちらの記事を見てのご感想です♡
この講座に参加される先生方は、大きく分けて2つの全く違った目的を持たれています。
1つは、ご自身の発音に自信がない、確信が持てない、客観的評価が欲しい。そういった自分自身のスキルアップをしたいという目的。
もう1つは、自分は感覚で英語の発音を身につけたから、出来ない人にどう説明したら出来るようにさせてあげられるのかがわからない。教え方を知りたいという目的。
その両方の目的を一緒に満たせるのが、先生のための発音指導法講座です。
この講座の一番の特徴は、日本人による日本人のための発音指導法だということ。日本語のどういうクセにひっぱられて、どういう音の間違いをしてしまうのか。日本の学校教育で間違って指導されてきたせいで、日本人のほとんどみんなが間違って覚えてしまっている音とか。
そういうネイティブスピーカーではわからない、日本人ならではの発音あるあるを随所に取り入れて、カタカナ英語をより英語らしい発音にするためのコツをお伝えしています。
たとえば、~ingとか。なんて読みますか?と聞いたら、ほとんど人が「~イング」って答えますよね。イングじゃないですよ~。
たとえば、日本人が苦手とする、LとRの違いと日本語のラ行との違いを説明できますか?その差を明確にして、生徒さんに伝えることができますか?
こういった理屈を知ることで、発音が苦手な生徒さんが、どこを苦手としているのか、どういう説明をしてあげたら改良できるのかがわかるようになってきます。
この発音レッスンで最も基本となる概念が“音素”です。
音素とはこれ以上小さく出来ない音の単位のこと。rとかeとかdなどの、1つ1つの音です。カタカナでは書けないので、あえて書きません。この音素の発音の仕方がそもそも間違っていると、音素を組み合わせてredと発音したときに、違う音になってしまうのです。
だから、英会話において音素を知っている必要は全くないのですが(音素そのものに言葉としての意味はないのでね)、音素を組み合わせて単語にしたり、単語を組み合わせて文にしたりするためには、最も基礎となる音素を正しく発音できていないと、全体的にもガタガタの発音になってしまう…ということなんですねぇ。
英語の発音を感覚で身につけられた人、身につけられる生徒さんはいいんですけどね。でも、日本人の多くは、感覚で英語の音素を身につけることは出来ないので、やっぱり指導者である先生は、音素の概念と指導法を知っていた方がいいですよね♡
特に英語の先生たちは、感覚で英語を習得出来てしまった人が多いから、あらためて発音の仕方を聞かれると説明が出来ないという人も、少なくないと思います。
耳が良くて、感覚的に英語の発音を身につけられる年齢の生徒さんを指導する先生(具体的には0歳から4歳くらいまで?)や、フォニックス指導する先生、大人向けの発音や音読のレッスンをする先生には、ぜひ受講していただきたいです。つまり、ほぼ全員(笑)
言われてみれば、「あぁ!」という内容なんですが、言われてみないと気づかない人も多いはず。←っていう、私の勝手な予想…
それと、文法指導は出来るけれど発音には自信がない塾の先生とか学校の先生にもおすすめしたい!特に小学校の先生~!
学校の先生は授業準備以外にもやることが多すぎて、なかなか自分自身のスキルアップのための時間を確保するのは難しいとは思うのですが、それでも、これから英語指導をする機会がある先生には、ぜひぜひ発音の基礎の基礎を学んでほしいと思っています。お知り合いの小学校の先生がもし困っていたら、みなさん、ぜひ私を紹介してくださいっ!!
9月スタートクラス、受講生募集中です!1回3名までの少人数レッスンです。
対面のレッスンは全3回ですが、初回受講日から1か月間、LINEでのオンラインサポート(という名の課題)もモリモリですよ♡