私がJolly Phonicsに出会って、6年弱…くらいになります。
フォニックスはその数年前からレッスンに取り入れていましたが、何かがず~っとモヤっとしていて。
Jolly Phonicsの教材に出会ったときは、それはそれは感動し、感銘を受け、すっかりとりこになってしまいました。
フォニックスの指導法にはアナリティックフォニックスと、シンセティックフォニックスがあります。
違いについてまずは知っていた方が話が早いので、この言葉を初めてみた人は、まずはこちらの記事を読んでください。
読んだら戻ってきてくださいね。
日本では、アナリティックフォニックスの教材の方が主流でした。今もまだそうだと思います。
ジョリーフォニックスはシンセティックフォニックス。私がJolly Phonicsに出会った頃に比べたら、ものすごくメジャーになったと思います。
この教材を使って英語の授業をしている学校もあるそうです(うちの息子たちの小学校もそうしてください、神様!!!)。
これまで100人以上のママたちに、Jolly Phonicsの教材を使ってフォニックスレッスンをしてきましたし、基本的にJolly愛は変わりません。
Jolly愛は変わらない!!という大前提がありますが!
でも、6年近くやっていると、うん、思うことは色々あります(笑)
時々ブログでも書いていますが、フォニックスが出来たからといって、英語が出来るようになるわけではないんです。
フォニックスを学んだから発音がよくなるわけでもない。
※Jolly Phonicsが、ではないですよ。フォニックスそのものの話です。
フォニックスは、普段話している言葉(英語)を文字にしたらどういう形か、どういうルールがあるのか、ということを学ぶための教授法なので。
フォニックスを学ぶだけでは、たいした意味はないのです。
フォニックスに意味がないんじゃないですよ。そこは大きくあります。フォニックスだけを学んでもたいした意味はないのです。
外国人がひらがなだけ読めたところで、たいした意味がないのと一緒です。ひらがなが読める=日本語が出来る、ではないですから。
文字の音を知っていて、それをつなげて発音すればそれっぽく聞こえますが、意味がわかってなくても発音だけはできちゃったりするのでね。
だから。
私がJolly Phonicsと出会ったときは、すっごくテンション上がって、結構な熱量でブログも書いていたし、レッスンもしていたけれど。
世の中に普及するようになってきてからは、すっかり冷めてしまっています。
あ、悪い意味じゃないですよ!今もレッスンで使っているし、これからも使っていくし。Jolly愛は変わらないのですが、
フォニックスが出来たからって、特に、ね、アレだよね
っていう、なんかすごく冷静なところに落ち着いちゃったんですね。フォニックスは手段であって、目的になってはいけないと思うのです。
先ほども書きましたが、ものすごくかみ砕いていうと、フォニックスは普段話している言葉を文字にしたらどうなるのか、っていうことを学ぶためのもの。
そもそも英語を話していない日本人は、フォニックスと同時に、いえ、むしろその前に!!!英語の音・リズム・語彙・文章に、もっともっとたくさん触れておく必要があるのです。
⇧ここめっちゃ大事だから!いくみテストに出るから!!
だから、読み書きを学ぶ前の親子英語が大事なんですよね。
文字の読み書き(フォニックス)を学ぶ前に、歌や踊りや手遊びや絵本で、たくさん英語の音・リズムに触れ、語彙力を増やし、文章にも親しみ…
日本人の子どもが6歳前後からひらがなに興味を持って、文字を覚え始めるのと同じように、英語も6歳くらいから音を文字につなげていくべきだと思うのです。
⇧大事なことなので、黄色で囲ってみました。
フォニックスを学ぶお年頃になったときに選ぶのは、シンセティックフォニックス(=Jolly Phonics)でも、アナリティックフォニックスでも、私はどっちでもいいと思っています。
というか、どっちも必要。
どっちにも良さがあって、どっちにも弱点がある。それを相互に補いながら、歌・絵本を通して、総合的に学んでいく必要があると思う。
だから。
英語の歌・絵本・フォニックスを通して、バランスよく英語の土台を育てられるように、親子英語レッスンの内容をフルリニューアルしました。
レッスンの名前は同じだけど😅 2019年の夏までやっていた親子英語レッスンとは、中身が全然違います。
楽しいだけじゃない、次につながる親子英語。
つまり、文字の読み書きを学ぶくらいの年齢になったときに、それなりの語彙力と発音力とリズム感をもった状態で、フォニックスを学べるようにするための親子英語、です。
楽しいのは当たり前!触れ合うのは当たり前!だけど、それだけじゃなんか足りないかも!?って、多分多くのママたちや先生たちがそろそろ感じ始めてるんじゃないかな?
話がちょっとそれちゃいました。
表題にした「Jolly Phonics(ジョリーフォニックス)って本当にいいの??選ぶならシンセティックかアナリティックか!?」についての、私なりの答えをまとめますね。
Jolly Phonicsはとてもよい教材です。でも、それで英語が出来るわけじゃないし発音がよくなるわけでもない、ということはちゃんと頭に入れておくべきだと思います。
英語は、フォニックス以前に、歌や絵本などでたくさん触れておいた方がいいし、発音はちゃんと発音指導ができる講師から学ばないと習得は難しいです。
その他のフォニックス教材も同様です。フォニックスは、話し言葉を文字にするための教授法。だから、フォニックスを学ぶ前に、語彙力を増やしたり、音感を育てたりなどの土台作りが非常にヒジョーーーに大切です。
発音は発音で、別途、ちゃんと発音指導できる講師から学ぶべきとも思います。Repeat after me!しか言わない講師の下では、発音習得にも限界があります。
偉そうなこといっぱい書いちゃったけど♡
こんな風に思えるようになったのは、これまで一緒に学んできた子どもたちとママたちのおかげです。私もすごくすごく学ばせてもらっています。ほんと感謝しかないです!
これからフォニックス教材の購入を検討している方は、お子さんの英語の土台がどれくらい育っているかな?ということを、まずは考えてみてくださいね。
あと、文字を書けるような年齢になっていることも大事です。それこそ日本語(の読み書き)もまだなのに英語(の読み書き)なんて!です。
お子さんが読み書きを学ぶのに最適な状況になったときに、シンセティックを選ぶのかアナリティックを選ぶのかは、ママの好みでいいと思う!(笑)
シンセティックがいいな♡ついでに発音もちゃんと学びたいな♡
と思われたら、私と一緒に学びましょ~!ママが学ぶ分にはお子さんの年齢は関係ありません。むしろお子さんが小さければ小さいほど、ママの声でよりよい英語を聞かせてあげることができるから♡ママが学ぶなら、お子さんの日本語が確立しきっちゃう前がおすすめですよ!
みんなとおしゃべり